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a green hand

パープル5に同乗してきました。

庭にいると妹からラインが来ていた。
いつも不携帯なので、電話まできた。

「Tちゃんと、試乗して外食でもしてきたら?」
Tちゃんとは夫様のこと。

Tちゃんにその事を言うと最初渋っていたが妹がそう言っていたと話すとすんなり「行くか…」
複雑な人だ。

「どこに行く?」
「遠くには行きたくない」
「じゃどこにする?」
「いいよあんたの行きたいところで」
「私の行きたいところには行けないし」
「?宇宙とか天国とか?」(宇宙は無理としても私のこと、天国も無理と思ってるんだわねブツブツ)

私が行き先を一任されたので考えた。 

まず方角は、人の多く無い北にしよう。
本当は南に行きたかった。

高速にも乗ってみないといけない。

隣の県の山形に決めた。
目的地は、従姉妹と行ったことがあるコストコ手前のファーマーズの店。
何か珍しい山形産野菜を物色してこよう。

そうこうしているうちに妹が我が家に到着。
夫は上山コストコを目的地に設定した。
農家の店の名前が分からず、手前であることは確かだったので目的地に。

母と妹に見送られ試乗開始。
といっても私は同乗していただけである。

家を出るところがいちばんの難所である。
夫のプリウスが漸く出入り可能なので、より小さい車を買ったわけだが、サポカーは真面目でピーピーの鳴りどうし。

右です、左ですと危険箇所をサポートしてくれるのが恐怖に変わる。w

17年間乗った以前の車なら注意して運転さえすれば恐怖まで感じることはなかったのに。
ますます喋る車には乗りたくなくなってきた。

初めての感想は恐怖。
細い道を過ぎてからの感想は、取説を懸命に読んでいた夫のおかげで安心スムーズ。

近くのインターから上山インターまで高速に乗る。
高速を降りて13号線に入り、そこで迷って夫を不安にさせる。

無事目的地に着く。
その店を見て夫は高い!とだけ言う。
途中混乱、迷わせたのが悪かったようだ。

構わず、物色したが人も少なければ品物も少ない。

(お店の名前を出かける前に従姉妹に聞いたが、通じず、帰り道に繋がった。
週末は午前中にすっかりなくなるのよと返信がきた)

母が好きな蕗を見つけて喜ぶ。
トマト、キュウリ、人参、大根、アスパラとしめじ。

ずんだとしょうゆの串だんごをお土産に買った。
だんご3人兄弟ではなく5人だった。
懐かしいような…

夫がまた、「福島のここらでも買えるものだ」と買った野菜を見て感想を。
ここらとはJAグループの農産物直売所のことである。

笑ってしまう。ほんとうに、何にも珍しい野菜は買っていない。
上山産なだけである。
山菜のワラビがたくさん並んでいたが料理が面倒そうなので買わなかった。

お昼も過ぎ、帰り道になる。
よねおりかんこうセンターで食事のみした。
山形県内の名産特産、旬の野菜などが並んでいるはず。

見向きもせず今日の目的は試乗だからと駐車場で待つ小さめの車に直行。
「かわいいない、すぐわかる」と。

色を決めたのも番号を決めたのも私。
昨年11月、車種も色も任されたのだから懸命に考えたつもりである。

半年後に納車されたこの車を見て友が名前をつけた。

何にでも名前をつけたがる友である。
「パープル5」に決めました。

パープルといっても白に近い、ピンクといっても白に近い。
友はパープルに見えたらしい。
実はピンクと表示されていた。

駐車場で見るパープル5は白と微妙に違うのでわかりやすく、ナンバーもたった一桁。
非常にわかりやすく助かる。

一般道からナビで新しい案内と表示され、米沢から大笹生までのルートが高速料金がかからなかった。
なのでずいぶんと時間短縮になった。

家に着く30分ぐらい前に妹から母の散歩もお風呂も済ませました。5時に用事があるので帰りますとラインが届く。

唯一お土産の醤油団子とずんだの串団子は食べて貰えなかった。


 

帰りの我が家への道、またピーピー鳴り続け再び恐怖へと。
それと一度も夫に運転をさせてもらえなかった今日である。

妹の配慮で久しぶりの病院以外の夫との外出であった。

運転しない私は帰ってきてすぐに母のベットで30分ぐらい寝た。
キッチンに行くと既に蕗が水に浸かっていた。

風は強かったが、清々しい1日であった。






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