待ち合わせ場所に行き、顔を合わせた瞬間、「グッ モーニング」そう英語仲間の面白い人たち。
車に乗ってからも使う言語は英語である。
慣れてない私は面食らったが、こういう練習をしていれば、日本にいながらにして積極的に会話が学べると思った。
がしかし、しばらくすると語彙数が乏しいのと、積極性の欠如で躓いてしまう。
日本語で話したい衝動を抑えるのは結構大変なストレスになるものだ。
おまけに現在習っている教科書の会話文までコピーして準備されていた。
猫年と絶対に年齢を明かさないTさんの仕業だ。
Aさんは今年滝桜を7回観た筈である。
小学校教諭を退職2年前にやめている。
とっても優しく穏やかな、でも、会話文で間違えるとそれとなく「もう一度言ってみて」「はい先生」といいたくなる人である。
Aさんは猫とも話ができる人と私は思っている。
Tさんは私と同じく飲兵衛の公務員夫を持ち、それでも演技派女優のごとくあしらうさまは、笑いが止まらなくなるほど明るい。
すっかり、ご主人はTさんの手のひらの中にいる。
私はというと夫の手のひらにぶら下がりながらギャーギャー騒いでいるというのが正しい。
樹齢1000年という、国指定天然記念物の桜をみた。
よくここまで生きて、それにまだまだ生きるつもりだ。
老木に咲く桜があんなに美しいとは・・信じられないほどの驚きだった。
それにしても、私の今年のおみくじは「老木に花の咲くような年になる」である。
敬虔なる滝桜をみて、そんな滅相もないとの感を物凄く強くした。
桜を見た後、芥川賞受賞で名が知られるようになった玄侑宗久の寺を訪ねた。
丁度、境内で外国人と流暢?な英語で話している。
あっ写真の顔だと思い、日本人なのに英語で話さないとならないかの錯覚をする。
積極的で玄侑ファンのはずのTさん、いいチャンスなのに、話しかけなかった。
私は、きょろきょろ動く大きな目があまり好きになれなかった。
福聚寺周辺をブラブラしながらおすすめの食堂に入った。
昼食時だったこともあり、お客で溢れている。
すると、さっそくTさんが、プリントを取り出し、Let's studay !
全然回りを気にしない二人にしだいに慣れてきて、注文の品が来るまでの間、会話文の暗記である。楽しく一日を過ごし、次回の約束をした。
4日後にワイエス展のギャラリートークがあるというのだ。
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