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a green hand

何と素晴しい失敗

夜、9時から作業に入る。

汗だくで「まれ」を意識して泡立て器で生地作り・・。

レシピには電動泡立て器と書いてあったが敢えて手動を選ぶ。
愛情たっぷりの生地。



終了は11時であった。

途中ちょっとしたどころではないハプニングにみまわれた。



10分焼いた所でナイフで中央に切れを入れるのだが深すぎたのとオーブンの中央に置かなければならいのを手前においてしまった。

向こう側はしっかりとした焼き色なのに手前は焼きが足りなく生地が流れでてしまった。

不思議な光景にオーブン前で呆気にとられ息を飲む未熟者の姿に夫は気の毒そうな視線をチラリ・・。

整形後、焼きの足りなかった側を向こう側にし、予熱で数分焼く。

熱々の容器からスポンジケーキを取り出すのも一苦労、また夫の手を借りる。

「俺にやけどさせるつもりか~」と言いながらも手助けしてくれた。



夫が空いた容器をもってきて「味は良かったよ」と慰めの言葉をかけてくださる。

ブランデーが全然入っていないスポンジケーキ状態で出来上がったと思ったらしい。

これからブランデーケーキにするんだよというと怪訝そうな面持ち。


そこからがブランデーケーキの世界である。


シリコン刷毛でブランデー90mlと水40mlと砂糖を混ぜたものを叩くように塗り、ブランデーを閉じ込めた。


150mlの液体をスポンジケーキに塗り閉じ込めるのは結構時間がかかる。

最後に敷いておいたラップで包み、ジップロックに入れて冷蔵庫で寝かすわけだが、わたしの中では誕生日用としてのケーキは生地が溢れた時点で諦めていた。


それなら、4日じゃなく1週間寝かせようと・・。


形はひどいが1週間後がとても楽しみである。
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