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我が家の家族の動向であるが、娘が昨夜帰り、横で本気で「戦場のメルークリスマス」をピアノで弾くと頑張っている。
小学生時代に4年弱ほどのピアノ教室に通っただけであるのになぜ?
坂本龍一の生演奏を聴き、いたく感動した娘は、その楽譜を買い、年末は我が家でピアノを弾くと決めた、ただそれだけのことである。
東京の狭い部屋にピアノはなく、それでも楽譜を前にイメージトレーニングをしているから大丈夫というのだ。
いくらなんでもイメージトレーニングだけでピアノがうまくなるはずもなく、しかし、意欲を削ぐようなことは言わないでいた。
たとえ私が言ったとしても、諦めるような娘ではない。私の英語のように10年先の夢を見てるのかもしれないのだから。
今日、宅配便で楽譜が届いた。荷物を少なくする魂胆から、3こ口の宅急便をわが家当てに送ってからの帰郷である。
雪が50センチも積もっていると思い、最寄りの一番近い駅に迎えに来れるようにとの配慮で、グリーン車で来たという。
駅に降りついたとたん、何ミリも雪が積もっていない状況に、驚いている。
完全防寒に身を包み気合を入れて苦手な寒い故郷に帰ってきたということだ。
ユニクロのヒートテックインナーのお陰で大分助かっている風である。
こたつ、こたつと騒いでいるので、84歳の母が孫のためにだけこたつを出して用意しておいた。
その割に、こたつに入る暇は今の所なさそうである。
明日はソコソコ、ピアノが出来る従姉妹がやってくる。
姪にピアノの先生をお願いし、自分用として初心者用の楽譜、姪用としてきちんとした楽譜を準備しているのである。
大晦日、夫は買い物に走り、母はお煮しめなど作っている。
私は、混雑する台所の端のほうで、茶碗蒸しの下ごしらえをしてきた。
夫のスペシャルはブリ大根である。
もうそれにとりかかり、またまた台所は賑やかで私としては居場所がなく、こうして今年最後のブログなどにとりかかっている。
娘のピアノが途絶えたと思うと、Ipotで曲を聴き、音を確かめている。
どうも楽譜の音がピッタリあわないというか別物に聞こえてくる箇所に出会ってしまったらしい。
おや?初心者用の楽譜ではなく、フラット5つもある方のオリジナルコピーバージョンに挑戦している。
やはり、自分の聴いた音と大きすぎる音のイメージ差はつまらないと見た。
早く私も、台所に立ちたいものだが、でもまあいいか、大晦日、のんびり行こう。
私の今日のスペシャルは茶碗蒸し〈笑〉
明日のスペシャルは、本格的なビーフシチューである。