
ホントにその気でいたら、いつもより大分早い時間に起きていた。
私までいつもより早い目覚めだ。
心なしか、朝の緊張感が薄れ、気分は良さそうだ。
床屋に行ってくると午前中外出。退職初日に床屋というのも、震災の
結果か?暇が無かったという。
午後になると、ゴロリと寝転んでいたと思ったら、買い物に行ってくると
外出、リビングの電気が一つ切れていて、LEDを買ってくるというのだ。
ついでに、肉じゃがの材料を頼む。
昨日のブログでは、最後の日を印象深く演出と思い、何か食べたい物はというと
こんな時だから何にも要らない、夜中の12時までは公務員だから、それまでに死ぬと
面倒だから外出もしたくないと、慎重である。
ホント、宇宙人みたいに分かりにくい夫なんだから
娘から電話が来て、夫と話していた。娘の真意も理解できずなんだか
分かりにくい事を言っているのが聞こえた。
娘は夫との血の繋がりで理解出来てるんだろうなと思う。
退職おめでとうの電話である。
その後、私と代わり、どんな退職祝いをしてるのかということを聞かれた。
特に何にも要らないというからと言ったらそんなこと言われても普通はするよねと
血のつながりのツッコミが入った。
ブログに書いてあるから何かはしたんだろうと思っていたようすだ。
新幹線も通じて、落ち着いたら、娘も帰り、みんなでお祝いすることにした。
それが一番嬉しいに違いない。
それで印象に残ることと言えば、写真撮影である。
よくとれたと思って見ると、デモ画面、キャー、
カードをパソコンに入れっぱなしだった。
もう一度お願いしますとせっかくの新鮮な喜びの顔が・・なんということだ。
待ってて、1本、煙草を吸ってからと言われ、しばらく待つ。
母にも応援を頼んで、玄関先に立ってもらい雰囲気作り、花束をもち
ドアを開けて入って来る瞬間を演出してもらう羽目になってしまった。
コロッケ食べたい?と聞くと、手作りならということで、先日作ったばかりの
コロッケを今回は一人で作る。
夫は、結構食べていた。満足の出来だったというかほかに食べるものがない
というのが当たっている。
それから、DVD鑑賞。
夫が封を切ったのは、K君から貰った「アトランティスのこころ」
アンソニー・ホプキンスと少年の心の交流が大変にいい。
11歳の少年の心に残る、家族ではない人間との11歳までに、
一番愛し愛された人間との心の交流ということになるだろうか。
映像も、登場する3人の子どもの動きも大変美しい。
これらは私の心に残っても夫の退職の日は史上最大の大災害の日に代われるものでは
ない。
今日は、買い物をしながら町の様子を眺めてくると言って出かけた。
私が退職したときは、自分だけ働かないでいるのが後ろめたいような気持ちで外出
をためらっていたのは、10年も早めに退職した後ろめたさだったのだろうか。
と、今頃になって思う。
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