うれしい言葉

３０日夜、以前夫の部下だったTさんが夫の退職にあたり訪ねてくれた。

合併により、市役所の方に移動になったTさんである。
３０代後半のTさんは懐かしそうに夫と話されていた。

数日すぎた今日、ご餞別の中に、小さな紙片にメッセージが
添えられているのを見つけ夫が読んでいた。

「いろいろとご指導いただきありがとうございました。いつも忙しない私を
ほほえみつつ見守っていただき感謝しております。
これからは、これからもM先生と楽しい第二の人生をすごされますように。」

と、嬉しくなったのは私より夫のはず。

在職中は面倒な部下と愚痴をこぼしていた夫だが、その何分の一もTさんに
伝えること無く、過ごしていたのだと思うと、胸が熱くなった。

Tさんも、夫の優しさをちゃんと分かってくれていたと思うと
私の部下でもないのにうれしくなった。

ご丁寧に家まで訪ねて夫に退職おめでとうを言ってくれたTさんが有難かった。

ブリザードの可愛いバラのプレゼントに、夫から、この写真も撮っておいてと
珍しく言われた。