歩君の誕生

９日、大変な猛暑日、歩くんは誕生した。
お兄ちゃんのハルト君は３歳、昨日から家に来ることになった。

ママは風邪を引いていて出産後８度以上の熱を出していると聞き
心配になる。

帝王切開なだけに、生まれる日は自分で決められそうだがこれも
運命なのか、家族は１２日を希望したが、９日になった。

私は密かに９日の方がハルト君ともママとも仲良しでいられると
思っていた。
だから私としてはうれしい。

妹が生きていたら、どんなにうれしい日だったことかと思う。

ハルト君は、小さいながらに我慢をしている。

なかなかねむれないでいるハルト君に歌を作って子守唄を歌った。
スッと眠りに落ちた。

ねむれハルト君、可愛いハルト君、早く眠れば、あしたがくるよ
あしたになって、おひさまが出たら　一緒に楽しく　一杯あそぼう
ねむれや

３回歌ったが、２回目で眠った。

白馬村での旅の余韻も覚めやらぬうちの歩くんの誕生であるが
うれしい８月９日であった。