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a green hand

特定秘密保護法・・・  強行

平和を愛する人、家族や子供を愛する人、父である人、母である人、祖母である人、祖父である人、教師である人、子どもの将来の周りにいる全ての人間にとり絶対に間違った政治がなされようとしている。

何が大事かわかる人には、この法律がとても危険性を帯びていることを簡単に知るだろう。

この先を見通せるのは、戦争を経験し、その悲惨さを知っている人である。

そういう経験者が残り少なくなり、事実を話せる人も見つからなくなる。

戦争を経験し、老いた力のない老人が国を憂い、愛する子孫を思うときに発する言葉にこそ真実がある。

自分たちの辛い経験を、愛する家族や子孫に味わいさせたくないという・・。

戦前の不穏な空気を肌で感じたものが、これはマズイと信号を送るのは本能だと思う。

それが今回強行された秘密保護法のこれから辿る道だと思っている。

目の前の享楽だけに浮かれて過ごしているうちに、世の中は少しずつ権力のあるものの思惑通りに動いていくだろう。

だが、それに対抗し、こちら側の思惑を大事にしていくなら、こちらの思惑を無視することはできないのではないだろうか。

甘いかもしれない、でも強行され、通ってしまった法案と諦めていいはずはない。

なぜなら、反対するものは、皆、人間の幸せを願うものの集まりだからである。
一番シンプルな人間としての大事な願いである。

戦争のない、幸せな世の中に生きていきたいという・・。

我が国の戦争を経験した人が残り少なくなってきた。
しかし、世界に目を向けてみよう。
現在の地球上に紛争を余儀なくされ、飢えや貧困に窮している国をみればわかるのである。

紛争と復興までの道程の長さが、ドキュメントや過去の映画からも映像として得ることもできる。
世界で起きていることはゲームではなく「現実」であることを、もう少し実感する必要があるのではないか・・。

我が国は、幸いなことに半世紀以上戦争もなく、ずっと平和で幸せなまま暮らしてきた。
この普通の暮らしを失うことなど考えたこともないはず・・。

今回の秘密保護法が可決されたことに、国民全員が危機感をもって関心をもつべきである。
党が実権を握るとは、こういうことである。

政治に無関心な私がこのblogを書くのは、最も自分の未熟さに腹を立てているからである。

担当大臣のMMの所信表明に、党にかかわらず人で選んだ結果、その結果に愕然としたからである。
ものの解った友人に、いくら人で選んでも党の人間だから・・と水を注されたことが心に残っていた。

圧倒的多数で当選したMMは福島にとり、有意義な人物と思ってのことであった。
晴れやかならぬMMの表情に、最も貧乏くじを引いたのではないかという気持ちもあるが、浅はかな判断で選挙をしてしまった、そのような自分自身に憤りを感じてならない。

福島の復興を願い、数えられないほどのアーチストが県内入りをしてくれている。
その力は、人としての根源を癒す。

今回の秘密保護法に反対を示している人間たちの知名度はある意味、力である。
国民のため、この国の将来のために、知名度と知識と見識のある人にどうか頑張ってもらいたいと心から願わずにはいられない。

党や組織で働く人間の不自由さが多くなるだろうことを憂える。

「元○○が付く長」で、その職を外れて初めて本音発言ができることが多いように思う。
それは、多分に多数決や権力の見えない力により、自分の第六感を抑えてきた人たちだと推測してみた。

その枷がますます強くなるのが、秘密保護法なるものと解釈する。

自由にものが言えて、心晴れやかにしていられる、平和で健やかな国でないことには我々の幸せはないと思う。

難しいことを考えることはない。

戦争に繋がることは全て悪だと皆が思えばいいことだ。
それだけで十分と思える。

その意思表明さえ我々はしていないのではないだろうか・・。
目先の利益に価値を置き、お金で平和を売ろうとしているのでは・・と思えてならない。
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