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a green hand

ふんふんなんだかいいにおい

これは 絵本のタイトル。

一昔まえの絵本かもしれない。

しかし、いいものはいいと・・。

テーブルに3冊の絵本を出しておいた。

「ちいさなおうち」これも古典の部類でバージニア・リー・バートン絵・文
「ふんふんなんだかいいにおい」西巻茅子絵・文
「だっこして」 西巻茅子 絵・文

である。

食いついて欲しいと思った絵本は「ふんふんなんだかいいにおい」である。

これなーにと言ってテーブルの上の絵本3冊を物色していたが、私は知らんぷり。

しばらくして「これ読んで」と持ってきたのは「ふんふんなんだかいいにおい」

西巻茅子のほんわかした優しさが私は大好きである。

「私のワンピース」も大好きの部類であり、私と係る幼児には必ず読んであげた絵本である。
そういえばMちゃん1歳のころに読んであげていたかもしれないなあ。

全然絵本に興味のない素振りの頃に・・。

この絵本、お母さんとさっちゃんの心の繋がりが優しい。

お父さんが小さい時に死んじゃったオオカミの子の悲しさを感じて「私のお母さんを貸してあげるから抱っこしてもらったら」というさっちゃんの言葉が
ピカピカ光るこの絵本。

結構絵本にしては長いので現職の時には「十分絵本に親しんでから与える本」と自分の中で決めていた。

そういう勝手な思い込みが結構外れているなと考えさせられる相手がMちゃんなのだ。

昨日は、読んでと二回催促された。

やはり絵本は一人ひとりの育ちが違うのでお母さんやお父さんに読んでもらうのがいい。
絵本の面白さだけでなく読み手との絆が強くなること間違いなしである。

Mちゃんの最近、絵本だけでなく、遊びに対しても「おもしろいね」という言葉が時々きかれる。
それに「おもしろいね」と共感できる大人がいることで成長していくことが盛りだくさんの時期であるように感じている。

あと約ひと月で3歳である。
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