これが問題のフウセンカズラである。
苗を貰い、網を張り、約2ヶ月だろうか。
夫が迷惑そうにして網張り後、すっかり虜になったフウセンカズラ。
朝起きては、真っ先にタバコを吸いながら向かう先はフウセンカズラである。
蔓が伸びて網に絡まりながら成長していくのであるが夫の毎回の
チェックにより、好き勝手な方向には決して伸びられない運命にある。
両手を伸ばしたように整然とした姿で緑のカーテンになろうとしている、
とても健気なフウセンカズラである。
植物は、手をかければかけただけ応えてくれる。
その醍醐味を夫は知ってしまったのかもしれない。
庭に出て、少し草引きをしただけでぎっくり腰になってしまう私とは違い
腰も強いし根気がある。
ついつい義母を思い出してしまう。
義母に草引きは負けるが、義母が草を見ているとしたら夫は幾分
花も見えているのではないかと思う。
夫が種から育てた百日草が可愛く咲きそろい、その間に空色の亜麻が
風に揺れている。
夏の庭は寂しくなるので、種から育てた花はあちこちに移植され
庭と夫を数倍楽しませてくれているのではないかとさえ思うのである。
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