久しぶりに息子の靴が・・。
食事はしたらしい。
そして冷蔵庫を開けると
ボジョレー
昨日、母の通院の帰り、何度か手にとったが買わなかったワイン、それと全く同じものが冷蔵庫にある。
ただし、すでに栓は開けてある。
息子は私と飲むつもりで買ってきたのだとすぐに思った。
いつもなら、私がワイングラス1杯分、そして残りはほとんどが息子が飲みきるからだ。
午前2時、とてもうれしい気分でグラスを取り出した。
一人でグラス1杯のワインを飲んだ。
まさしく2009年のヌーボー!
食器洗浄機を開けると、息子が洗ったと思われる弁当の容器がすっきりと存在した。
洗剤と水道水をたくさん使って綺麗に洗った形跡<まったく、こんなところにハルのママの潔癖症がうつってる〉があった。
いや変なところにだけ生まれつき綺麗すきなのかもしれない。
早く起きてしまったので、朝が早い息子のために朝食とお弁当の準備をした。
きれいな赤で染まったワイングラスに見とれ、テーブルに朝までおいておこうかどうしようか迷った。
が、形跡を残さず息子の言葉を待ってみることにした。
しばらくして朝になり、息子が起きてきたので「しばらく」と声をかけた。
「もう、あれ、飲んだ?」
即、「飲んだよ」と応えると少しの間が・・・。
とっさに、あれとは今年のボジョレーを飲んだかという意味であり、飲んだよとは息子のいうあれではなく、冷蔵庫にあるものの意味なので冷蔵庫を指すと不思議な顔をしている。
夜中の2時ごろに飲んだことを話すと驚いている。
「ああ、飲んでいいんだよ」という。
いろいろ深く問いただすことはやめ、私と飲むためのワインという勝手な解釈で今回は喜んでおこう。
眠気が襲ってきたのであと1時間ほど眠ろうと思う。
幸い夫も休みなことだから。
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