安産祈願ケーキパーティー パート３

大分過ぎてしまった。
あれから、エネルギーを消耗しすぎ、回復に時間をとってしまった。

回復後、なぜかハルが気になり、ママにメールをする。
二人とも元気であると知り安心した。

それに思いがけない、いい知らせがあった。

ハルママが結婚を決めたそうで報告が遅れましたとある。

離婚後、8年になるだろうか、ハルママにもやり直せる良いご縁がとうとう
巡ってきたのだ。

離婚したからにはそれ以上の幸せが来て欲しいと願っていたのでうれしい。

息子がひと足早く、再婚を決めた時から私は複雑な思いで時を過ごしていただけに、
今回の報告はうれしかった。

転校を嫌うハルも納得ということはきっと良い人なのだと思うことにした。
お母さんの親友の息子さんということなので、きっと間違いないと思うことにした。

小さな村の空気のきれいな所がこれからのハルの成長を助けてくれるところと
知り、安心した。

これから、ずっとハルに会えなくてもどこかで元気に生きていてくれさえすれば
いいと思えるのが不思議である。

時々会うことができるなら、またそれはそれで幸せと思える。

ケーキパーティーが終わりに近づいたとき、臨月を迎えたRさんのお腹に家族の
一人一人が触れて一言をいい安産を祈った。

Yちゃんのプログラム通りに安産祈願パーティーは終了した。

特に素材を吟味し作った肉じゃがだが、Yちゃんは小鉢によそったそれを
汁まで残さずに4杯おかわりをした。

今度生まれる子はハルのお母さん違いの妹ということになる。
ハルには何も知らせていないが、時期が来たなら説明することが
あるのかないのか・・である。