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a green hand

藤田嗣治

E テレで藤田嗣治について放送するよと先日の仲間から連絡がある。
なんてラッキーなのだろうと私の疑問に答えてくれそうな気がして録画した。

眠くならなかったら24:00からリアルタイムで見るつもりだ。

戦争画を反戦や抵抗の気持ちから描いていたのかという疑問だ。
従軍画家ということだからだ。

ゴヤやピカソについてもその時に反戦を意識していたのかどうかというところまで疑問になってきていた。
ゴヤの宮廷画家としてのエピソードは名高い。
宮廷画家であっても自分の気持ちで人物像を描き上げて皮肉ることができたのだ。
そう考えると従軍画家であってもその時代の要求に沿わない方法で反戦を訴えてくれればいいなと思っていた。
しかし色々と解説を読むと藤田嗣治を擁護する人は少ないという説にがっかりしていた。

作品が作家の手元から離れたなら見る側の自由でいいのだが、真実を知りたくなった。
真実と言ってもそれは不確かなものでしか無い。

どんな番組構成になるのか興味深い。

最後の妻が25歳も年下という。
日本人だったから、時間をたっぷりもつ妻だからこそ彼の作品の整理ができ今の日本での藤田嗣治があるのでは無いかと思う。

フランスから一度も帰らなかった藤田嗣治が最後は日本人が恋しかったのかなという微かな希望をもってみた。

先日見た戦争画の他の猫の絵は実に良かった。
外国の猫ではあるが・・・・。
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