最近ブログに関心が行くようになった。
私の場合であるが、過去も未来もなく今の現実が大変な時は決してブログに向かえない。
不器用で未熟者の私はその時の苦に囚われ、懸命にもがき、ジタバタしているからだと思っている。
母が12月に入院し、夫の体調に問題ありの昨年末は最悪であった。
母はボケもせず、歩くことはできなくても2月初めに退院できた。
そのままリハビリのためのショートステイに約30日。
在宅でひと月、週3回の訪問リハビリを受け、めざましい回復ぶりに周囲からも驚かれた。
在宅酸素ではあるが2リットルから現在1リットルになっている。
夫も覚悟していた最悪の状態を免れ、最近では私より家庭的で洗濯や時々料理番の主夫になってきた。
母が夫の料理を楽しみにしている。トホホである。
直近では、カラスカレイなるものの煮魚。(美味しかった)
タケノコと薩摩げ、人参、コンニャク、椎茸の入った煮しめ。(美味しかった)
コシアブラの天ぷら。(美味しかった)
出来なくなれば私がやるしかないのだから時々主夫はいいとしよう。w
買い物が苦手な私なので、夫が真逆で助かる。
妹もそうだが、買い物を頼んでも苦にしないので大いに助かる。
火曜、水曜、木曜は在宅リハビリ、木曜午後はお風呂のためのヘルパーをお願いしている。
私が母のリハビリをし、お風呂の介助をするわけではないのに木曜午後が終わると「あー終わった!」という開放感に満たされる。
今朝も、のんびりと自分のペースで遅く起きた。
母はすでに起きて、机に向かっている。
リハビリの週末と週明けにかけて脳トレの宿題がある。
クイズ感覚で面白そうなのだが、だんだん難しくなり、母の苦手な地理や文学が今回の宿題の中にあり苦戦している。
95歳からの勉強である。
宮沢賢治のアメニモマケズ全文である。
しかも原文のまま。
なかなか難しい漢字やカタカナとひらがなの混じった原文であるので私も首をかしげる部分がないとは言えない。
母の朝食を並べるまでに、母にお茶とチョコレート一粒を目覚ましに。(すでに起きて何時間にもなっていそう)w
嫁で無くて本当に良かった。
母も私を虚弱でダメな娘だから仕方ないと思っているからそれに甘えられる時は甘えている。
自由を得た私はまず庭の花たちに挨拶をし、ブログでも書こうかな〜の気分。
音楽も聴きたい気分なので、内田光子のモーツアルトをステレオにセット。
イギリス室内管弦楽団 指揮 ジェフリー・テイト 1988年録音
ピアノ協奏曲第20番 ニ長調 K466
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491
ハ短調だな〜。
内田光子のピアノいいな〜。ブツブツ