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a green hand

くら~いかんじ

今日は、恩師だった幼稚園仲間の園長先生の告別式、そしてまたまた暗いニュースを息子から聞いた。

息子の同級生で私のクラスだった子が命を絶った。
なんでも、薬物が原因らしい。

こんなニュースを聞くと、やだなー教師になんてならなければ良かったと、たった一年の幼稚園生活なのにどこかで自分の不足を探している。

この子に関わった先生はとても悲しいだろうなと思う。
関わった教師の一点の染みとして沈殿するだろう。

幼稚園で初めて出会ったYくん、私はクラスで一番心配な子だった。
家庭訪問をしてもその環境に不安を感じる子だった。

大人になり、お母さんと一緒に私を訪ねてくれたとき、ホッとしたのに、お母さんの悩みと苦しみには私には想像できない壮絶さが漂っていた。

精神的な病気を持った子だった。

考えて見れば真の愛情に飢え甘やかされた子だったように思える。

祖父母に甘やかされ、両親の愛に飢えた子。
それがとても可哀想でならない。

教師であったことが怖くなる。

いつ、自らの命を絶つような子が現れて心が乱されるかしれないのである。

どこかで、立派に生きてる子がたくさんいるじゃないと慰めてくれる声がする。

でも、自ら命を絶つ子に対する私の悲しさはその比ではない。
悲しい、とても悲しい。
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