宮城県立美術館を訪ねた。
洲之内コレクションがあるという。
明治生まれの不良オヤジだなというのが最終的な感想だが素直すぎて悲しいオヤジとも彼の著書三冊から感じて興味をもつにいたった。
自由に生きるというのは哀しさのようなものと仲良しである。
とチラリと想う。
全てをなげうってでも求めたいことが人生にある。
沸き起こる強いエネルギーの赴くままに生き切れた人間、洲之内と、私は勝手に思ってみた。
深く考えるとより人生の哀しさのようなものを感じてきそうなのでこの辺にしておこう。
洲之内徹、松山生まれ、なぜ宮城県立美術館に彼のコレクションがあるのか不思議である。
洲之内自身も知らないことのはず。
この人との出会いは、不思議なことにまたK先生だった。
K先生から読んでみない?面白いよの言葉とともに渡された「絵の中の散歩」
先生も私も随筆好きである。
文章のうまい作家の本は楽に読めるから好きというのが単純明快な私の理由である。
1人の画家の絵や人となりを書いているうちに著者があちこちと散歩しはじめて、あれ?タイトルが間違ってないかと思わせるところが好きでたまらない。
何だこのオヤジは不良だなと思って読み進めるうちに人間であることの喜怒哀楽を感じ世の中が広くなった気にさせてくれるのだ。
この年齢だから受容できるのかも知れない。
疲れてきたので続きはまた…
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