明け方、十分に寝たということか?
眠れなく起き出した。
絵本箱の埃を払ってそれを外に散らそうと、まだ暗いベランダに出る。
見上げると細い月と近くに金星が輝いていた。
なんてきれいな…夜明け前の空
左横、下の方に金星には負けるが輝くレグルスのしし座…
昨日は、木曜教室に行く気力もなくサボる決心をした。
そして行った先はお花屋さん。
昔もこうして疲れるとサボってきれいなものを見に出かけたな~と秋の日に弱い私。
風が強すぎたがシュウメイギクの一重の薄ピンクを買わないとという思いで出かけた。
疲れた時は人間相手に癒されないので、一人で出かけた。
いつもの花屋では売っていなかった。
それで、ローズマリーとダリアの鉢植えを買った。
ダリアは黒蝶…苗で買えば安いものを…。
目的のものが無いと予定外の物を買い込む。
いつものことだ。
sさんがダイユーエイトで買ったと言うので帰り道の小さなダイユーエイトに寄る。
可哀想な姿の胴葉カタバミが半額以下の100円で売っていた。
sさんはこうして半額以下になった苗を上手に育てている。
私も真似て2鉢買ってみた。
シュウメイギクを諦められない私は午後に夫と大きなダイユーエイトに出かけた。
あった!
最初からダイユーエイトにすれば良いものを。
2鉢買う。
1日が終わり、ダリアを除いて他のものは3鉢にするんだったと全く矛盾だらけの1日を送る。
秋の陽に誘われるのは大好きであるので仕方がない。
庭も秋に手入れしておくと来年以降が楽しくなるのでやめられない。
こうしているうちに、レグルスの獅子座は消えてしまい、ボンヤリと霞んだ細い月と星も輝きを残しながら間も無く消えていくだろう。
小鳥が鳴き出した。
さあ、今日も始まる。
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