1週間ほどの滞在であればまた違った楽しみ方ができるなと思う。
持参した、雑誌、手紙セットにもなかなか手が出せずに初日が過ぎて
しまい、黒部ダムで買ったポストカードでようやく達成、といっても
たった一人の人に書いただけ。
高原でのんびりという理想は早くも実現不可能を実感した。
ロフトに寝た親子、朝起きるとカブトムシがベランダの灯りを目指し
飛んできては網戸にとまっていた。
探してもなかなかとれないカブトムシの雄が自らやってきたのだから
うれしいはずなのに、それに触れない。
息子も触れないのには驚いた。
虫かごもなく部屋で飼うことにした。
前日に立てた今日のプランは、ハル中心に収まった。
パラグライダーをしたがっていたが、年齢制限なのか身長制限なのか
わからず、白馬村近くにある、8メートル地上でのアスレチック体験という
ことに決まった。
「白馬EXアドベンチャー」である。
学校教育や社員研修でも採用されているプログラムである。
見ているだけでヒヤヒヤのアスレチック体験である。
命綱をつけてのその遊びに、どうして一人でトイレにも行けないハルが
挑戦したいのだろうと不思議な気がした。
パパと二人で参加し17エレメントで約2時間、大人3500円
小人2500円である。
中にはスタートから二つ目でギブアップしてしまう人もいる。
そんな時は大変である、インストラクター二人がかりでその場所から
綱を使って下ろさなければならないし、目立つのである。
パパが先なのかと思ったらハルが先であった。
ハルの命綱がスムーズに移動しないのが心配だった。コツが要るようだ。
我々は、その間にカメラに収めたりしてハラハラして観ていた。
1時間30分ぐらいで終了した。
最後までやり遂げたことはすばらしく称賛ものだ。
命綱を外してもらい地上に降りたハルは安堵感で晴れやかであった。
成し遂げた成就感は即、感じられなかったと思うが、後日、カメラに映る
自分を見た時にジワジワと迫ってくる感情であるように思う。
もうたくさん、次にやるときは大人になってからというのが本音だろう。
命綱を移動させる時に擦りむいた指に血が少し滲み
家でなら大騒ぎすることも、この白馬村での大冒険に比べたなら
ほんの些細な傷だったと見える。すぐに忘れてしまっていた。
その後、ロープウェイーで白馬ビュー展望台に行く。
山には、スカシユリのゆり園が広がっていた。
帰りに昼食をとり、「倉下の湯」で初めての温泉体験である。
別荘に帰ると、ミョウガをくれた前の主さんは帰ったと見える。
週末を別荘で過ごして帰って行った。
最後の夜は、冷蔵庫の掃除である。
ほとんどのものを使い切る気持ちで頑張っていた。
食パン2つは翌朝に娘の得意なサンドイッチということで使い切る勘定である。
最後の晩餐は、焼肉である。
ハルも息子もたいそうな肉をたんまり食った。
残りのカレーや肉じゃが、サラダも整理した。
ほとんど使い切ったことになる。
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