しかし、これを実践するには相当の勇気が要る。
まだ咲いているのに・・蕾もあるのに・・。
バッサリと切った。
母の怖い顔・・。
残酷なんだからと無言のうちに語っている。
そして2ヶ月後の暑い夏、再び花を付けたクレマチス。
初めての試みであり、適当なところでバッサリと切ったので、ダメかな~と思っていたが
3本ともに芽を出し、伸び、蕾が出来た。
その時の満足度は相当高い。
間違いなかったではないか・・
よし、来年はもっと早めに切り戻し、切花にして楽しもう・・と新たな決意をする。
母は、玄関ニッチに飾った切花のクレマチスがお気に入りになったようなので、もうあの怖い顔に出会うことはないだろう。
今回も、切花にして飾ってみた。
切り戻した時とは違う、最初からクレマチスの切花である。ちょっとぬるめのお湯のようなところでも蕾は全て花になった。
木ものは剪定、草物は切り戻しが元気できれいな花を長く楽しめる。
そういえば、言ってたなあ~ターシャ・チューダーが・・。
ガーディナーの仕事で欠かせないのは花殻摘み、これをすることで次々と花を咲かせてくれる。
種をつけさせないというのは、自然には背くのだろうが、花の使命を果たさないうちに死ぬわけにはいかないと懸命に花たちは咲き続ける。
ガーディナーが花殻摘みを諦めるまで咲き続け、種をつけ、子孫を残そうとする花の姿はいじらしい。
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