●= プレイステーション『サイレントヒル』 =●
1999年の今日、発売されました。当時の価格は、5,800円(税抜)です。
ホラーゲームの代表作『サイレントヒル』シリーズの1作目です。
ゴーストタウンと化し、異形の怪物が徘徊する観光地「サイレントヒル」。主人公のハリーは、不測の事態により行方不明となった娘シェリルを探すため、サイレントヒルへと足を踏み入れます。
カメラアングルや限られた視界といったこだわりの演出で、当時大ヒットした『バイオハザード』とはまた違う恐怖感を演出。海外のゲームサイトでは「最も怖いホラーゲームランキング」1位に選ばれているほどです。
まあ、ビビリ耐性ゼロの私なので、手を出すはずもなく(笑)
継続的に新作が発売され、今もなお続いているシリーズ作品ではありますが…どうも途中から、開発が海外のメーカーに変わったことで作風が変わったとかどうとか。以後、シリーズ作品が発売されては「こんなのサイレントヒルじゃない」と言われる始末。哀しいものですね。
昨今のホラー系ゲームは表現力が上がってきたぶん、その表現力で恐怖感を演出しようとする感覚が強くなってきているような気がするんです。しかしそのぶん、ユーザーの心理をゆさぶるような恐怖感の構築が疎かになっているとしたら、そこが開発者とユーザーの間で生まれている食い違いの原因なのかもしれません。というか、逆に表現はあまりキレイじゃないくらいのほうが怖いとも言いますしね。
最近取り上げたゲームソフト:
前回~3月2日 = プレイステーション・ポータブル『ロックマンロックマン』(2006年)
前々回~3月1日 = スーパーファミコン『スーパーボンバーマンぱにっくボンバーW』(1995年)
前々前回~2月28日 = ゲームキューブ『メトロイドプライム』(2003年)