東京ゲームショウではデモプレイが見れたものの、触ることはできなかったのでまだまだその面白さが未知数の、「Wii(ウィー)」。以前、岩田社長は「DSの普及はWiiの普及を保障するものではない」と明言していましたが、では実際、ニンテンドーDSとWiiのいろいろな違いを見て、そこからWiiがどういう道をたどるのかを考えてみようかなと思います。
少なくとも私は、DSよりもWiiのほうが遥かに普及は難しいと思っています。
まず第一に、当然ですが携帯ゲーム機と据え置き型ゲーム機という違い。ここはもう説明するまでもありませんね。
次にWiiリモコンに注目すると、DSで言えばタッチペンに相当するものになると思います。しかしここにDSとWiiの「物理的な感覚の違い」と「習慣的な感覚の違い」が生じます。
物理的な感覚の違い…
DSはタッチペンでタッチスクリーンに「直接」触って遊ぶものです。タッチスクリーンに書くという、しっかりとした物理的感触が得られることで、面白さが伝わってくるわけです。
しかしWiiは違います。リモコンを動かすとその方向やひねりなどを検出してテレビ画面に反応しますが、何かに触るわけではないので当然物理的感覚は生じません。
これは人間の慣性によるものなんですが、人間はゲームというものを、様々な感覚で面白さを読み取っています。
テレビを見るという「視覚」。
BGMや効果音を聞く「聴覚」。
コントローラーを操作する「触覚」。
DSにおいてはこの触覚がかつてのゲームではない「書く」という触覚だったからこそ新鮮さを感じたわけです。
しかしリモコンを動かすという操作というのは、触覚としては非常に弱い。ボタンを「押す」とかタッチペンで「書く」といったものに比べ、「動かす」というのはあまりに幅が広い。平たく言えば「押す」も「書く」も「動かす」に含まれるわけですからね。幅が広いゆえにそこから感じ取られる触覚というのはどうしても弱くなります。ゆえに最初の珍しいうちはいいかもしれませんが、そのうち慣れてくると、DSなどと比べると充実感が若干弱くなるのでは?と感じています。もちろんソフトによりますけどね。
習慣的な感覚の違い…
DSが普及した要因の1つに、「書く」という「日常茶飯人」だったことが挙げられます。ゲームをプレイしたことのある人間も、ない人間も、「書く」という動作は絶対誰しもがやったことのある行為。だからこそすぐに触ることができ、楽しむことが出来ました。
Wiiの、リモコンをテレビの前で動かすという動作は、ほとんどの人は日常では絶対行なわないでしょう。その分プレイしたときの新鮮さは大きいと思いますが、反面親しみやすしはDSに比べて薄いと思います。しかし習慣的にないとはいえ、リモコンを動かすという行為自体は誰でも出来るので、そこまで気にすることでもないとは思いますね。
そして、Wiiリモコンの今までのハードとの最も違うところは、いろんな持ち方をすることです。「おどるメイドインワリオ」では、普通にリモコンのように持つときもあれば、90度回して横に持って扱うこともありますし、あるいはナイフで人を刺すときのようにグーで握って持つ場合もあるかもしれませんし、さらにあるいは手のひらに乗せてその上に水平にリモコンを置くといった持ち方もあるかもしれません。動かすという行為自体は「Eye Toy Play」があるので他に類を見ないというほど珍しいわけではないので、あえて新しい切り口があるとしたらこういうところにあるのではないかと思います。
また、ニンテンドーDSと連動することもできますが、そうなると画面は3つ使えることになります。すごいけど、そんなにたくさんの画面を見る余裕があるかどうかは疑問ですねw
1画面が2画面になったことでできることは一気に増えたと思いますが、2画面を3画面にしてもさほどできることは増えないような気がするのですが、どうなんでしょうね。下手に使うと、DSのゲームをただ豪華に見せるためだけに連動機能を使うようになってしまうので、DSの連動ならではというゲームが誕生することも期待したいものです。
今回はあくまでWiiで遊ぶゲームに着眼しているので、Wiiチャンネルやバーチャルコンソールなどのネットワークを必要とするシステムについては無視します。そう考えると、このWiiリモコンによるゲームがどれだけの人が遊び続けてくれるものなのか?もちろんソフトが全てではありますが、それ以前にリモコンを振って遊ぶ、という行為自体をどれだけの人間が受け入れ、楽しみ続けていってくれるのか?非常に気になるところです。
少なくとも私は、DSよりもWiiのほうが遥かに普及は難しいと思っています。
まず第一に、当然ですが携帯ゲーム機と据え置き型ゲーム機という違い。ここはもう説明するまでもありませんね。
次にWiiリモコンに注目すると、DSで言えばタッチペンに相当するものになると思います。しかしここにDSとWiiの「物理的な感覚の違い」と「習慣的な感覚の違い」が生じます。
物理的な感覚の違い…
DSはタッチペンでタッチスクリーンに「直接」触って遊ぶものです。タッチスクリーンに書くという、しっかりとした物理的感触が得られることで、面白さが伝わってくるわけです。
しかしWiiは違います。リモコンを動かすとその方向やひねりなどを検出してテレビ画面に反応しますが、何かに触るわけではないので当然物理的感覚は生じません。
これは人間の慣性によるものなんですが、人間はゲームというものを、様々な感覚で面白さを読み取っています。
テレビを見るという「視覚」。
BGMや効果音を聞く「聴覚」。
コントローラーを操作する「触覚」。
DSにおいてはこの触覚がかつてのゲームではない「書く」という触覚だったからこそ新鮮さを感じたわけです。
しかしリモコンを動かすという操作というのは、触覚としては非常に弱い。ボタンを「押す」とかタッチペンで「書く」といったものに比べ、「動かす」というのはあまりに幅が広い。平たく言えば「押す」も「書く」も「動かす」に含まれるわけですからね。幅が広いゆえにそこから感じ取られる触覚というのはどうしても弱くなります。ゆえに最初の珍しいうちはいいかもしれませんが、そのうち慣れてくると、DSなどと比べると充実感が若干弱くなるのでは?と感じています。もちろんソフトによりますけどね。
習慣的な感覚の違い…
DSが普及した要因の1つに、「書く」という「日常茶飯人」だったことが挙げられます。ゲームをプレイしたことのある人間も、ない人間も、「書く」という動作は絶対誰しもがやったことのある行為。だからこそすぐに触ることができ、楽しむことが出来ました。
Wiiの、リモコンをテレビの前で動かすという動作は、ほとんどの人は日常では絶対行なわないでしょう。その分プレイしたときの新鮮さは大きいと思いますが、反面親しみやすしはDSに比べて薄いと思います。しかし習慣的にないとはいえ、リモコンを動かすという行為自体は誰でも出来るので、そこまで気にすることでもないとは思いますね。
そして、Wiiリモコンの今までのハードとの最も違うところは、いろんな持ち方をすることです。「おどるメイドインワリオ」では、普通にリモコンのように持つときもあれば、90度回して横に持って扱うこともありますし、あるいはナイフで人を刺すときのようにグーで握って持つ場合もあるかもしれませんし、さらにあるいは手のひらに乗せてその上に水平にリモコンを置くといった持ち方もあるかもしれません。動かすという行為自体は「Eye Toy Play」があるので他に類を見ないというほど珍しいわけではないので、あえて新しい切り口があるとしたらこういうところにあるのではないかと思います。
また、ニンテンドーDSと連動することもできますが、そうなると画面は3つ使えることになります。すごいけど、そんなにたくさんの画面を見る余裕があるかどうかは疑問ですねw
1画面が2画面になったことでできることは一気に増えたと思いますが、2画面を3画面にしてもさほどできることは増えないような気がするのですが、どうなんでしょうね。下手に使うと、DSのゲームをただ豪華に見せるためだけに連動機能を使うようになってしまうので、DSの連動ならではというゲームが誕生することも期待したいものです。
今回はあくまでWiiで遊ぶゲームに着眼しているので、Wiiチャンネルやバーチャルコンソールなどのネットワークを必要とするシステムについては無視します。そう考えると、このWiiリモコンによるゲームがどれだけの人が遊び続けてくれるものなのか?もちろんソフトが全てではありますが、それ以前にリモコンを振って遊ぶ、という行為自体をどれだけの人間が受け入れ、楽しみ続けていってくれるのか?非常に気になるところです。
これは任天堂もよく感じていると思います。だからこそ、「初めてのWii」を破格の値段で提供するんだと思います。
Wiiにはパーティゲームで今まで以上に盛り上がれる要素があると思っています。私は特にそこに期待してます。そしてこれが任天堂の狙いでもあり、"一世帯のゲーム人口を増やす"為のキーポイントでもあると思います。
ま、能書きは置いといて、素直にワクワクしてるってコトですw
とりあえず早く触らせてくれぃ、って感じですw