●= 今日のゲーム情報 =●
任天堂、岩田聡代表取締役社長が逝去【訃報】
任天堂・岩田社長の訃報に業界著名人から哀悼の声 ― 桜井政博や吉田修平もコメント
※任天堂 - 「代表取締役社長の逝去および異動に関するお知らせ(訃報)」(pdfファイルです)
人はいつか死ぬもの。
そう分かってはいても、いざその時が訪れれば、受け止めるのにある程度の時間がかかるもの。
思い入れのある人であれば、なおさらです。
1980年ごろより、HAL研究所でゲーム業界デビュー。1992年には、HAL研究所が経営立て直しを図る際、当時の任天堂社長だった山内氏の指名によりHAL研究所の社長へと就任。『星のカービィ』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ』のヒットにより、HAL研究所を復活させることができました。
2000年に任天堂へ入社。2002年、社長に就任しました。それまでは山内家とその一族でのみで経営してきた任天堂ですが、初めて外野の人間が社長の座についたということで、大きな話題を呼びました。
社長になってからは、「ゲーム人口の拡大」をテーマにニンテンドーDSやWiiを発売。ゲーム業界に新たな礎を築き上げることができました。そして2011年からは、自らが作品のプロモーションを行う「ニンテンドーダイレクト」を開始し、インターネットでは定番の情報イベントとして楽しまれてきています。
ところが、2014年6月。胆管(たんのう)に腫瘍(しゅよう)があることが発覚し、休養に。
入院と手術を経て2014年10月には現場復帰し、ニンテンドーダイレクトでもその姿を見せてくれましたが…再発してしまったのでしょう。先月より体調が悪化。
そして2015年7月11日。胆管腫瘍のため、亡くなられたそうです。55歳でした。
少しずつ衰退していたゲーム業界がDSやWiiによって大きく変化したのは間違いないですし、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』や『Wii Fit』などゲームという枠にとらわれない自由な発想の形は、実用系ソフトが受け入れられるという新たな概念をもたらしました。
たびたび山内前社長と比べられたり、実用系ソフトの誕生がゲーマーの反感を買ったり、はたまたWii Uが流れに乗れていないと言われ続けたり。常に多くのプレッシャーを背負っていたことでしょう。それが社長というものなのかもしれませんが、きっと岩田社長はそういったものから逃げず、常に真っ向から立ち向かっていったように思います。
そこが”生粋のワンマン社長”だった山内氏との違いであり、岩田社長なりのカリスマ性だったのかもしれません。
私は今日、たまたま仕事休み。お昼過ぎにこの情報を見て、さすがに30分くらいは頭のなかがゴチャゴチャになりました。
しかしその後は、いつも通り3DSとかWii UとかPS4をプレイ。なんかこう…自分が死んだせいでゲームのやる気すらなくなることを、岩田氏は望んでないと思うので。むしろこの日も元気にゲームを楽しませてもらうことが、何よりの供養だと思いたいです。
で、『スプラトゥーン』を起動したら、Miiverse投稿で多くの「岩田社長ありがとう」というメッセージ。全くそのつもりは無かったのに、泣きそうになりました。
ブログを始めた頃からようやく、色々なゲーム情報を見るようになった私としては、山内前社長より岩田社長のほうが印象強かったりします。だからこそ、泣きそうになりました。
…なんか、私ごときが色々語ろうとしても、逆にちっぽけに聞こえそうなので。これ以上は話しません。
最後に1つ。本当に長い間、ありがとうございました。
どうか、山内前社長とともに、任天堂のこれからの行く末を見守っていて欲しいです。
●= 昨日(07/12)のマイプレイ履歴 =●
※ネタバレ部分は、見えない文字で書いています。見たい人は範囲選択をしてどうぞ。
(スマートフォンなどでは文字が見えてしまいますので、ご注意ください)
※「ゲームプレイ生配信」のプレイ時間は含めません。
Wii U『スプラトゥーン』 約1時間45分
3DS『リズム天国 ザ・ベスト+』 約1時間半
Wii U『スーパーマリオ 3Dワールド』 約1時間
先日・一昨日と、姉の家族が泊まりに来ていました。ちょっとしたお祝い事がありましたので。
もちろん、いつものごとく甥っ子と姪っ子はWii Uや3DSにベッタリです(笑)
『リズム天国 ザ・ベスト+』は持っていたので、マルチプレイで一緒にプレイ。
2人プレイだと、ノルマが2人プレイ専用のノルマになるみたいですね。合計○○点以上を目指せ!って感じなので、片方がもう片方を補うということもできて、なかなか良いですね。
『スプラトゥーン』は基本、「バトルドージョー」をプレイ。私も初経験でしたので、メインゲームとの違いが色々知れて、なかなか有意義でした。
ただ、どうも『スプラトゥーン』は「皆でワイワイ楽しめるもの」だと思っていたらしいので、1人プレイがメインであることには少しガッカリした模様。操作もそう簡単には慣れないですが、それでも夢中で楽しんでくれましたよ。
で、「1人でもプレイしてみた~い」と言うので、1回だけ遊ばせてあげましたが、まあ、とりあえず撃ちたいところ撃つだけで大変な状況なので。勝つというところまでは行かないですね。まあ、本人たちは勝ち負けなんてどうでも良いようですが。
3DS『とびだせ どうぶつの森』 約1時間
先日に購入の経緯をお話ししましたが、ダウンロード版を購入して、パッケージ版のセーブデータを移動。約1年半ぶりに起動しました。
そして、村人に怒られました。そりゃそうか(笑)
ただ、いわゆる”G”がいたり、草ボーボーかな?と思っていたのですが、全然そんなことはなく。むしろ、花がいっぱい咲いている状況でした。環境状態が良かったからでしょうか?
とりあえず、色々と思い出しながら手探りでプレイ。ここからどうするかは、未定です。
PS4『テラリア』 約1時間
3DS『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』 約25分
まだ第2話の途中。今作のシステムの1つである「推理と検討」というのを初体験しました。
新しいけど、でもやっぱり『逆転裁判』らしいですね。テンポとノリのよさが、クセになりそうです。
3DS『バッジとれ~るセンター』 約5分
ついこの間までダイレクトや社長訊くに出演していたのに・・・そりゃいつかは社長を退任する日がくるだろうとは思っていたけれどこんな形で退任して欲しくなかった・・・。
性能向上一辺倒だった当時の業界にDS、wiiを投じた功績は計り知れません
直接会ったわけではないですがダイレクトや社長が訊くで穏和な人格がうかがえただけに悲しいです
これを機に、というわけではないですが健康事業もしっかりと成長させてほしいです
1日経って、ようやく落ち着きました。
>>そりゃいつかは社長を退任する日がくるだろうとは思っていたけれどこんな形で退任して欲しくなかった・・・。
可能ならば山内前社長のように、生きているうちに後継者を早々に打ち立てて育てていけたら良かったのですが…責任感が強いこともあってか、その余裕はなかったのかもしれませんね。
きっと、誰も。岩田社長自身でさえも、止められなかった何かがあったのかもしれませんね。
ニンテンドーダイレクトを4年以上続けてきたことで、一企業の社長とは思えない親近感のわく性格は、多くの人を虜にし、社長とユーザーの距離をこれでもかと縮めてくれたものです。
だからこそ、いなくなった時の寂しさも計り知れないものですね。
健康事業、新たなゲーム機「NX」、ユニバーサルスタジオとのタイアップなど。
まだまだ任天堂には色々やることがあります。どうか、それをしっかりと受け継いで、立ち止まらず、前に進んでほしいです。