セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

DS『ポケモンレンジャー 光の軌跡』 ファーストインプレッション

2010年03月21日 16時29分58秒 | 【旧】購入・レビュー話


ポケモンレンジャー 光の軌跡
対応ハード : DS
発売元 : ポケモン
開発 : クリーチャーズ
発売日 : 2010/03/06
希望小売価格 : 4,800円(税込)
ジャンル : アクションアドベンチャー
プレイ人数 : 1~4人(セーブデータ1つ)
通信機能 : ワイヤレス通信対応・ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
CERO : A(全年齢対象)

※約6時間ほどプレイしてみてのインプレッションです。
※メインストーリーを約5時間。通信協力ミッションを約1時間プレイしています。(ただし通信協力ミッションは、1人でのプレイですが(笑))


●チャプチャでポケモンを仲間に!レンジャーシリーズ第3弾
今作は、『ポケットモンスター』の派生作品として誕生した『ポケモンレンジャー』『ポケモンレンジャー バトナージ』に続く、シリーズ第3弾です。
これまでの基本システムに加え、伝説のポケモンの力を借りられるシステムと、最大4人でのマルチプレイが搭載されています。

※今作の冒頭を描いた特別テレビアニメが、今日(21日)まで無料配信中です。(約8分)
見たい人は、こちらからどうぞ!



●今作からの新システム
基本的なシステムについては、前作のインプレッションなり公式サイトで見ていただければと思います。
この項目では、今作から増えたシステムについて紹介します。

◆ウクレレピチュー
今作で、主人公のパートナーとして付いてくるピチューです。
キャプチャ画面で、たまにウルレレピチューが画面下から顔を覗かせるので、タッチするとウクレレピチューがアシスト攻撃をしてくれます。
利用できる回数に制限はありませんが、出てくる頻度は完全にランダムです。

◆レンジャーサイン
冒険の途中で、「レンジャーサイン」というものを獲得することがあります。レンジャーサインはフィールド移動中にいつでも利用でき、特定のサインを描くことでポケモンの力を借りることができます。

・伝説のポケモンの場合…プレイヤーがポケモンの上に乗って移動します。ポケモンによって、ジャンプ、岩破壊などの能力があります。
・普通のポケモンの場合…レンジャーサインで呼び出すと、そのポケモンを仲間にできます。何度でも利用可能です。

◆フィールドわざについて
このシリーズの特徴の1つであるシステムで、フィールド上の邪魔な障害物などを仲間にしたポケモンの「フィールドわざ」で攻撃することで、通れるようになったりします。
今作からは、1つの障害物に対して2匹以上のポケモンが必要になるものがあります。その場合は、必要なポケモンを全員連れてきて、協力して攻撃することで攻略できます。

◆ポケモンの感情
フィールドのポケモンに触れるとキャプチャ画面に移行し、キャプチャが成功すると仲間になる…という流れですが、今作では、ポケモンの中には「怯えている」ものや「怒っている」ものもいます。
「怯えているポケモン」は、キャプチャ画面で頻繁に移動するので、キャプチャがちょっと難しいです。
「怒っているポケモン」は、キャプチャゲージが本来と違う色になり、まずそのメーターを消化しないとキャプチャすることができません。しかし通常の方法(タッチペンで囲う)では、ほとんど効果がありません。この場合、仲間にしているポケモンのアシスト攻撃が非常に有効なので、頻繁に利用していきましょう。(アシストポケモンは、キャプチャ中のポケモンの攻撃に当たってしまうといなくなってしまうので注意!)
なお、キャプチャ中に「怒っている」状態になることもあります。(特にボス戦)

◆通信による協力プレイ
今作では、あるクエストをクリアすると、セレビィの力を借りて、過去の世界へ行くことができます。過去の世界では、現在の世界とは別に問題が起きており、それを解決するために様々なダンジョンに挑戦することになります。
ちなみに1人でもプレイすることができますが、協力プレイが前提のミッションなので、難易度はかなり高いです。

まず、セレビィのいたポイントに行き、過去の世界へ行きます。
次に、ミッションを行うかどうかを選択します。ミッション開始前には必ずセーブが行われます。セーブ完了後、まず誰がリーダーになるかを決めます。リーダーとメンバーが決まったら、リーダーは挑戦するミッションを選択します。メンバーは、リーダーの名前を選択して「参加する」を選択します。あとは、全員が集まってダンジョンへの入り口をくぐると、ミッション開始となります。

ミッション内容は基本、ダンジョンの一番奥にいるボスポケモンをキャプチャできたらミッション攻略となります。誰か1人でも体力が0になったり、制限時間が0になってしまうとミッション失敗となります。(通信の接続が切れた場合も失敗したとみなされます)
協力ミッションでは、2人以上での協力してのキャプチャもできますし、多人数で行える「コンバインキャプチャ」という特別なキャプチャ能力も使用できます。

なお、過去の世界のでのステータスは、現代のメインストーリー時のステータスとは別に、ステータスを持っています。メインストーリーでレベルが10とか20とかになっていても、過去の世界を初めてプレイする時は、レベル1からになります。


◆partygameの評価◆…87点(100点満点)
やはり安定した完成度

私は前作から始めた人間なので、今回で2作目になりますが…前作よりもテンポよく楽しめる印象です。

前作では、主人公は生徒の1人というところから始まって、卒業するまでは外の世界に出られなかったので少々窮屈(きゅうくつ)だったり、あるいはクエストがやたらと多いので、本当に仕事をしているように感じたりしたものですが…今回の主人公はすでに「有能なポケモンレンジャー」という位置づけになっており、最初からしっかり楽しめる内容になっています。もちろん、初めての人のためのチュートリアル要素もしっかりしています。
まあ、クエストは相変わらず…ではあるものの、今のところはそんなに多くないですし、今回はクエストによって「レンジャーサイン」が入手できることもあるので、少しやり甲斐は大きくなったとは思います。それと、伝説のポケモンに乗って移動すれば多少は速く移動できるので、移動もそんなに面倒には感じませんし。
あと新しいポケモンが出てくる頻度も、けっこう早いです。それが、テンポよく感じる要因かもしれません。

通信協力ミッションについて。
まあ、周りに持っている人がいなさそうなので1人で少しプレイしてみましたが、5つ目のダンジョンから…もうキツいですね。時間さえあれば全然大丈夫なんですが、大抵は時間切れでアウトになります。
まあ、でも必須ではありませんし…協力ミッションを進めると現代の世界にも少しメリットがあるとはいえ…別にやりたい人だけがやればいいかな?って思いました。


今のところは、前作までのノウハウをそのままに、よりテンポよく楽しめる作品になっているかと思います。問題は、前作のように中盤で中だるみな感じがしないかがポイントですが…そればっかりは、クリアしてみないと分かりません。
初代からプレイしているユーザーだと、今回で3作目になるのでさすがに飽きてくるかもしれませんが…まあ、時間を置いてやりたくなってみたら、プレイしてみるといいと思います。あと、こちらのシリーズほうが、本編のポケモンよりも万人向けなので、シリーズ未経験者も機会があれば是非どうぞ。

シナリオクリア後、セカンドインプレッションを記載予定です。


関連記事:
DS『ポケモンレンジャー バトナージ』 インプレッション(2008/09/24)
DS『ポケモンレンジャー バトナージ』 ストーリークリア後のセカンドインプレッション(2008/12/14)

その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ

※ストーリー内容など、ネタバレになるコメントはご遠慮ください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワンクリックアンケート集計... | トップ | 今日のゲーム情報 2010/03/2... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

【旧】購入・レビュー話」カテゴリの最新記事