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3DS『星のカービィ ロボボプラネット』 遊んでみての感想です[2回目]

2016年05月29日 16時58分58秒 | 【旧】購入・レビュー話



星のカービィ ロボボプラネット
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2016年4月28日
価格 ―→ 4,700円(税別)
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1~4人(一部のサブゲームで、最大4人のローカルプレイが可能)
CERO ―→ A(全年齢対象)
備考 ―→ amiibo(アミーボ)対応



■====== 簡単なご紹介 ======■

任天堂の代表的キャラクター『星のカービィ』シリーズ。3DSでは2作目となる、アクションゲームです。
謎の存在により”機械化”されてしまったプププランドを救うため、カービィが立ち上がります。お馴染みのコピー能力に加えて、今作では新たに「ロボボアーマー」という乗り物が登場。ロボボアーマーにもコピー能力が備わっており、豪快なアクションでカービィを助けてくれます。


ストーリーをクリアし、隠しモードも一段落。
ICキューブを少し取り逃しているので、100%になっていないのですが、ここらへんで2回目の感想を書かせていただきます。



■====== partygame 2回目の感想 ======■

◆=== 参考データ ===◆
 購入価格 ―→ 3,900円くらい(新品)
 プレイ時間 ―→ 約13時間
 プレイ内容 ―→ ストーリー&隠しモードを全てクリア(ICキューブは少し残っている)
 過去のシリーズ作品 ―→ 『星のカービィ』シリーズはそこそこプレイしています。前作『トリプルデラックス』もストーリークリア済。


△△△△△ 新たに思ったこと △△△△△
||== やはり、いつも以上にどっさり用意された、ファンサービス ==||
ファーストインプレッションの時点でも充分散りばめられていましたが、ラスボス関連は、あの有名なシリーズ作品の経験者なら燃えること間違いなしです。BGMのアレンジも、素晴らしかったです。
さらに隠しモードでも、見たことのあるアイツやコイツが登場して、さらに燃えること間違いなしです。
ま、そうでなくてもストーリーの最後は、スケール感が大きく熱い展開が待っているので、シリーズ作品を知らなくても楽しめるハズです。

||== ラスボス戦で、ちょっと気になったこと ==||
<ネタバレ注意!→>今回、ラスボス戦は最初から最後までシューティングゲームになっています。
『スターフォックス』シリーズと、ほぼ同じような感じですね。奥行きのある、3Dフライトシューティングです。
このタイプのゲームは、どこまで行っても好き嫌いや得意苦手があるので、苦手な人がこの状況に直面したら、どう感じるのかな?という点は不安になりました。

私は、『スターフォックス64 3D』をプレイ済ですし、立体視との相性の良さも分かっているので、最高に楽しめました。
<←ネタバレ注意!>


||== 最後の隠しモードは、やはり難しかったです ==||
ストーリーモードやその他のモードは、そこまで苦戦しませんでしたが、おなじみ、ボスと総当たりするモードの「パワーアップ版」については、何度も失敗しました。
回復が少ないことに加えて、最後には、そのモードでしか登場しない真のラスボスが待ち構えています。ま、これも、いつものことですけど、いつものことだと分かっていても、キツかったです。そのぶん、倒せたときの達成感は"ひとしお"でした。

||== 隠しモードは、全てすれちがい通信対応です ==||
全てが、いわゆる"スコアが残るタイプ"のモードなので、すれちがった相手とスコアを競うという楽しみ方ができます。
すれちがった相手が良いスコアをたたき出していたら、頑張って追い抜いてみましょう!

||== ローカル通信について ==||
今作は、ミニゲームの1つ「みんなで!カービィファイターズ」で、ローカル通信による協力プレイが楽しめます。
ソフトを誰か1人が持っていれば、「ダウンロード通信」で楽しむこともできますよ。

実際にダウンロード通信で楽しんでみましたが、処理やその他もろもろ、問題なく楽しめました。
ただし、ダウンロード通信の場合、使用できるコピー能力は4種類のうち2種類だけになります。
技術的な問題かもしれませんが、どうせオマケのモードなんですから。ダウンロード通信でも、全ての能力を使わせてほしかった気がします。贅沢を言い過ぎでしょうか?



■====== まとめ ======■
●●●●●●●●●○ … 9点(10点満点)


ファーストインプレッションより、+1点にしました。
これだけシリーズ作品を重ねてきて、定番ゆえのマンネリズム化も心配されるなか、まだ、こんなに感動させてくれるものが作れるんだな~と思いました。ホントに楽しかったです。

今作では、敵によってプププランドが機械化されたという設定でしたけど、これまで登場した『星のカービィ』シリーズのあらゆる要素に"機械化"という設定を加えることで、見た目や変化がこう変わるんだな~というのを楽しむ。そんな作品であるように思いました。
定番ザコ敵のワドルディから、定番のボスに至るまで、機械化ならではの変化により、シリーズ作品をずっとプレイしてきた人でも、一味違う魅力が楽しめることでしょう。
それこそ、機械だ!と言ってしまえば、どんなものでも再現できちゃいますからね。だからこそ、いつも以上に"集大成"な感じが表現できたのかもしれません。ラスボスの"あれ"も、なんか色々と想像させられます。

一方で「じゃあ、思い出補正が無かったら楽しめないのか?」と考える人もいるでしょうけど、カービィ特有のアクションに加えて、ロボボアーマーによるパワフルなアクションが追加されたので、1つのアクションゲームとして見ても、気持ちよく楽しめるものに仕上がっていると思います。
ロボボアーマーは、たまにしか出てこないかと思いましたが、けっこう出てきます。そのたび、様々なコピーによる破壊力バツグンなアクションを繰り出せるので、非常に良いアクセントになっていました。むしろ、ロボボの出てこないステージが少し寂しいくらいです。
ロボボアーマーの存在もあってか、全体的な難易度も、前作『トリプルデラックス』より少し易しめな印象ですし、1つのステージの長さも心持ちコンパクトになった印象だったので、より楽しみやすくなっているかと思います。あ、隠しモードの難易度は例外ですけど(苦笑)。


とはいえ、これだけ思い出に浸らせてくれる要素を詰め込んできたので、次の『星のカービィ』シリーズが不安になっちゃいますね(苦笑)
今後、このレベルの作品を生み出せるのか…。まあ、そう言われながらも素晴らしい作品を生み出してきましたからね。きっと、まだまだできることはあるでしょう。
星のカービィの、次の活躍に、どうぞご期待ください!


万人向け ← ○○○○●○○○○○ → 熟練者向け
手軽に ← ○○○○●○○○○○ → じっくり
思考タイプ ← ○○○○○○○○●○ → 感覚タイプ
 爽快感重視 ← ○○○○○●○○○○ → 達成感重視 

↓↓ 興味をお持ちいただけたようでしたら、是非どうぞ ↓↓

星のカービィ ロボボプラネット
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