セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wiiウェア『3℃』 インプレッション

2009年09月23日 10時37分16秒 | 【旧】購入・レビュー話



3℃
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信元 : ケムコ
開発 : COOL&WARM
配信開始日 : 2009/05/26
配信価格 : 700Wiiポイント(=700円)
ジャンル : アンビエント・パズル
プレイ人数 : 1~2人
CERO : A(全年齢対象)
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
使用ブロック数 : 161ブロック

※2時間半ほどプレイしてのインプレッションです。

かなり前に購入していたのに記事書くの忘れてたタイトル、その16。


●たまりゆく粒々をまとめて消していくパズルゲーム
今作は、どんどんたまってくる粒々を「さめがめ」の要領でどんどん消していくパズルゲームです。

どうでもいいですが、配信元であるケムコは、地元である広島の数少ないゲーム販売メーカーです。…たいしたもの出してないですけど。


●簡単にルール説明
要領は、「さめがめ」と同じです。
ステージにどんどんたまっていく粒を選択すると、その粒が消えます。隣り合っている同じ色の粒は、一緒に消えます。つまり同じ色でまとまっている粒を消したほうが、たくさん消えます。
そして「さめがめ」とちょっと違うのは、消した後の動きです。「さめがめ」では左下に向かってブロックが下や左にズレでくれますが、今作のは砂のような感じで、不規則に下に流れ落ちていくように消した部分を埋めます。動きはなかなか読めません。
粒が、ステージいっぱいに積みあがるとゲームオーバーです。

たまにアイテムが振ってきて、選択することで使用できます。
・ボム…周辺の粒を、色に関わらず消し去ります。
・レインボー…1つ下の色と同じ色の粒を全て消します。つまり、一番下まで落ちちゃうと意味ないです。


●操作タイプ
操作タイプは2種類あります。お好みでどうぞ。
Wiiリモコン縦持ち…Wiiリモコンを動かして粒を選択、Aボタンで決定します。
Wiiリモコン横持ち…十字ボタンで粒を選択、2ボタンで決定します。


●モード紹介
まず、トップメニューの項目から。
◆SINGLE
1人用モードです。ルールは以下の4項目から選択します。
・GAME A…一定回数選択するごとに粒が振ってきます。
・GAME B…ルールはGAME Aと同じですが、様々な形のステージがあります。
・CLASSIC…ちょっとレトロなデザインになり、アイテムが出現しません。
・QUICK SHOT…常に粒が振り続けています。5粒以下を消してしまうとさらにペナルティが振ってきます。一度に多くの粒を消すと、粒が一定時間振ってこなくなります。

◆BATTLE
2人で対戦できるモードです。
ルールは、上記で説明した「GAME A」と「QUICK SHOT」が楽しめます。

◆RANKING GAME
このモードで出したスコアは、Wi-Fiコネクションに接続してWi-Fiランキングに登録することができます。
遊べるルールは「SINGLE」と同じく4つで、それぞれのルールごとにランキングが集計されています。


◆partygameの評価◆…75点(100点満点)
レインボーアイテムの気持ちよさが異常

基本的な内容は「さめがめ」に乗っ取っていますが、粒が残らないよう常に考えながら消していく「さめがめ」と違い、こちらは粒がたまってしまったらゲームオーバーという形ですし、粒の落ちる軌道が予測しにくいので、その都度たくさん繋がっている粒を消すといったプレイスタイルになると思います。(少しは繋がるように考えますけどね)
そういう意味では「さめがめ」より敷居は低いのように思いましたし、何よりいいのが、「レインボー」のアイテムを使うとステージから1色の粒が丸ごとなくなるので、大きな固まりが出来るんです。それを消した時の気持ちよさは…かなりのものでした。

あと、個人的には、メインであると思われる「GAME A」「GAME B」より、「QUICK SHOT」モードのほうが好きです。
「GAME A」などのほうは、一定回数消すと振ってくる…の繰り返しですから、どうしても「さめがめ」っぽく感じてしまうんですよ。あまり変化がないと言うか…思考もそうなりがちです。
しかし「QUICK SHOT」は、粒がとめどなく振ってくるので、息つくヒマはありません。そんな時こそレインボーを温存して、ステージぎりぎりまでたまったところで一気に消したりすると、気持ちいいです。最悪、大ピンチになってもとりあえず連打しまくって、運よく何とかなることがあるところも、個人的には好きです。

難点としては、とりあえず粒が小さいのです。そして多いのです。操作タイプは2種類あると説明しましたが、どちらも難点が出てしまいます。
私は縦持ちタイプでプレイしています。まあ、慣れの問題かもしれませんね。
・縦持ちタイプ…端から端への選択が素早くできますが、正確に選択するのが難しいです。
・横もちタイプ…正確に選択できますが、端から端へカーソルを移動するのに時間がかかります。


大変失礼ながら、ケムコの作品にしてはけっこう面白かったです。「さめがめ」のようで「さめがめ」ではない感じで、なにより大量に消した時の気持ちよさが一番の魅力です。
Wi-Fiランキングもそんなに人がいないと思われるので、今なら充分1位を狙えるかも?(笑)
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