セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

2013年6月の主なゲーム情報を、プレイバック!

2013年07月17日 07時03分52秒 | 【旧】ゲーム関連記事

■====== 6月3日(月) ======■


●= 『デッド オア アライブ 5 アルティメット』基本無料版の配信が決定!――その狙いを早矢仕プロデューサーに直撃 =●
PS3/Xbox360『デッド オア アライブ 5 アルティメット』公式サイト


■====== 6月9日(日) ======■


●= 基本プレイ無料のガチ鉄拳! 『TEKKEN REVOLUTION』が発表、PS3で6月12日配信 =●
『鉄拳』シリーズ公式サイト

似たような話題なので、2つをひとまとめにしてピックアップ。

格闘ゲームで一際人気の『鉄拳』と、根強い人気を持つ『デッド オア アライブ』がF2P(フリートゥプレイ=基本無料)を取り入れたことが、格闘ゲーム。ひいてはゲーム機市場全体に、どういう影響を与えていくのでしょうか?
まあ、F2Pが無視できないレベルになってきているのは事実ですが、結局は使い方次第なんですよね。ユーザーの満足度と利益の部分のバランスを上手く取っていき、ゲーム業界への活力になってくれれば、それで良い気がします。もちろん、F2Pばかりになるのはゴメンですが。

『デッド オア アライブ 5 アルティメット』は9月5日(木)に発売予定で、価格は6,090円です。
基本無料版は、PS3版のみで同日に配信予定。有料コンテンツは、追加キャラクター1人につき400円。ストーリーモードは1,500円です。(全て税込)
また、2013年冬にはゲームセンターでも稼動予定です。

『鉄拳レボリューション』は、6月12日(水)より配信中です。


■====== 6月11日(火)~その1 ======■


●= Xbox Oneは北米で2013年11月発売、価格は499ドル!【E3 2013】 =●
●= 【独占スクープ】日本でのXbox One発売が確定!! マイクロソフトを直撃【E3 2013】 =●
●= 『デッドライジング3』がXbox One独占で発売決定!【E3 2013】 =●
●= 『METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN』がXbox Oneへ対応!【E3 2013】 =●
●= 『HALO(ヘイロー)』最新作は2014年にXbox Oneで始動!【E3 2013】 =●
●= 【E3 2013】Xbox 360の新モデルが発表、ゴールドメンバーには毎月2本のゲームが無料提供 =●
●= ”Xbox E3 2013 Media Briefing”に合わせて公開された動画を一挙紹介【E3 2013】 =●
●= =●


Xbox公式サイト = 「Xbox E3 2013 メディアブリーフィング」映像(英語)

先月は恒例のE3が開催。もちろん、いつものように各ハードメーカー(ゲーム機を発売しているメーカー)の発表の場が設けられました。

マイクロソフトは、Xbox Oneの発売時期や価格。Xbox Oneにデザインを似せた新型Xbox360。今月から始まったゴールドメンバーシップ向けのゲーム無料提供が、主な内容でした。ちなみに海外では11月に発売予定で、価格は北米で499ドル(48,000~50,000円)。「kinect(キネクト)」が標準同梱されています。
タイトルですと、Xbox One独占タイトルとなる『デッドライジング 3』が中心でしたかね。『メタルギアソリッドV』への対応も発表されましたが、こちらはPS4でも発売されます。

ところで、日本向けの正式なアナウンスが未だに無いようなんですが、もしかして東京ゲームショウ直前まで引っ張るんでしょうかね?その可能性は高そうです。
まあ、ゲーム機の発売日が数ヶ月前に発表されるとか、珍しくなくなってきているので。とりあえず日本での展開についての詳細は、もう少し辛抱しましょうかね。


■====== 6月11日(火)~その2 ======■


●= プレイステーション4の本体がお披露目!【E3 2013】 =●
●= PS4の価格は399ドル、ホリデーシーズンに北米、欧州地域で発売!【E3 2013】 =●
●= 『キングダム ハーツIII』PS4向けに開発中!【E3 2013】 =●
●= 『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』は『ファイナルファンタジー XV』として発売決定!【E3 2013】 =●
●= 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』がPS4向けに開発中であることが判明【E3 2013】 =●
●= “プレイステーション プラス”サービスの拡充をPS4発売と同時に実施決定 =●
●= プレイステーション4は中古ソフトの譲渡などが可能、ディスク版タイトルのオフラインプレイ時はオンライン接続や認証不要なことも判明 =●
●= プレイステーション4などカンファレンスの発表内容についてSCEJAが公式リリース【E3 2013】 =●
●= プレイステーション4の本体仕様詳細が公開 HDDは500GB、本体サイズや重量、同梱物なども判明【E3 2013】 =●


「プレイステーション4」公式サイト

つづいて、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)。
PS4の本体デザイン・発売時期・価格。PS4においての『PlayStation Plus』のサービスなどが、主な内容でした。ホリデーシーズン(年末)に発売予定で、価格は北米で399ドル(38,000~40,000円)です。
PS4向けタイトルについては『キングダムハーツIII』や『ファイナルファンタジー XV』、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』などが登場しましたが、『キングダムハーツIII』と『ファイナルファンタジー XV』については、Xbox Oneにも対応することが後に発表されました。あくまで、海外でのイベントのお話であることはお忘れなく。

PS4本体は全体的に上手いことまとまっている印象で、次世代機にしては何となく手が出しやすそうというか。本体の価格や仕様に抵抗を感じる傾向は、PS3の頃と比べると少ないように思いました。
となってくると、あとはもうゲームソフトを揃えていくしかないわけですが…個人的には、『キングダムハーツIII』がXbox Oneでも発売されると聞いて、なんか次世代機がこれまで以上に「マルチ展開当たり前」になりそうなのが、ちょっと不安なんですよね。そうなってくると、日本ではPS4が売れ、北米ではXbox Oneが売れるという状況が変わりなく受け継がれていくように思います。なんか、それはそれで別にいいのかな~と思いつつも、独自性が薄れるという意味では物悲しく感じるところもありますね。

ちなみにPS4も今のところ、日本向けの正式な発売時期・価格についてアナウンスはありません。こちらも、東京ゲームショウまで引っ張ってきそうですね。


■====== 6月11日(火)~その3 ======■


●= 『ポケットモンスター X・Y』は2013年10月12日(土)に世界同時発売!【Nintendo Direct @ E3 2013】 =●
●= 『ポケットモンスター X・Y』に新タイプ“フェアリー”登場! ポケモンバトルの歴史が変わる!!【Nintendo Direct @ E3 2013】 =●
●= 『スーパーマリオ3Dワールド』がWii Uに登場【Nintendo Direct@E3 2013】 =●
●= 『マリオカート8』はWii Uで2014年春発売予定!【Nintendo Direct@E3 2013】 =●
●= Wii U『ゼルダの伝説 風のタクト HD』は9月26日に発売決定!※動画追加【Nintendo Direct@E3 2013】 =●
●= 『BAYONETTA(ベヨネッタ)2』ベヨネッタがショートカットにイメージチェンジ!?【Nintendo Direct @ E3 2013】 =●
●= 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』2014年発売、『どうぶつの森』の“むらびと”や“ロックマン”が参戦!【Nintendo Direct@E3 2013】 =●
●= “Nintendo Direct@E3 2013”の内容を一挙まとめてお届け!【Nintendo Direct@E3 2013】 =●


「Nintendo Direct@E3 2013」特設サイト

そして、任天堂です。任天堂はE3カンファレンスを実施しない代わりに、E3向け「ニンテンドーダイレクト」をいつもの要領で公開しました。

主な話題としては、『スーパーマリオ 3Dワールド』や『マリオカート8』といった定番シリーズタイトル、Wii U版『絵心教室』や『ドンキーコング トロピカルフリーズ』といったサプライズ。リメイク作品である『ゼルダの伝説 風のタクト HD』について。そして、初公開となった『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ最新作の映像などがありました。
冷静に見れば無難だったかもしれませんが、そうはいっても色々なWii U向けタイトルの紹介があり、何だかんだでWii Uの魅力が少しずつ上がってきている様を感じられたように思います。スマブラ最新作の初陣でもありましたしね。

以前にE3をピックアップしたラジオでもお話しましたが、いわゆるいつものスタイルで開催された他2社のカンファレンスと比べて、ニンテンドーダイレクトのほうがメリットは大きいと思ったんですよね。
 ・費用が抑えられる。
 ・生放送ではないので、失敗する心配がない。(通信障害の可能性はありますが)
 ・メディアを仲介しないので、正確な情報が伝えられる。
 ・各国向けに合わせた情報を発信できる。
メディアがどう思おうと、最終的にはユーザーに支持されてなんぼ。開始してから1年半以上が経過した「ニンテンドーダイレクト」の存在感を見ていると、情報の伝え方という意味で大きな転換期が訪れているのかもしれないと思っています。もちろん、ごまかしが効きにくいぶん大変だとは思いますけどね。


■====== 6月17日(月) ======■


●= “お金”がテーマの新機軸RPG『ヒーローバンク』がセガから発売決定 =●
3DS『ヒーローバンク』公式サイト

何でもかんでもお金が必要になる、いわば成金的なシステムのゲーム。こういうのが子供に受け入れられるのか?というのがポイントになってきます。
子供というと、限られたお金でゲームソフトを買うなどして、お金を大切にしている傾向が強いとは思うんです。だって、自由に使えるお金なんてたかが知れているでしょうからね。だから逆に、お金がジャラジャラ使えるゲームには”憧れ”みたいな意味で魅力を感じるかもしれません。
ま、詳細はまだまだこれからですが、年末商戦で戦えるだけの力があるのか?気になるところですが、見守っていくしかないですね。

12月19日(木)に発売予定で、価格は未定です。


■====== 6月18日(火) ======■



●= 3DSのすれ違う楽しさが更にパワーアップ!「すれちがいMii広場」に新ソフト4本追加 =●
●= ニンテンドー3DS本体更新、セーブデータのバックアップ機能追加など =●

3DS『すれちがいMii広場』公式サイト

4つの新作が配信され、『すれちがいMii広場』がパワーアップ!皆さんは、もう買いましたか?
私もまとめ買いして、外出後に楽しませてもらっています。使うことのなかったゲームコインもスッカラカンになって、なんかまた改めて、すれちがいライフを楽しめるようになった気分です。

ちなみに現時点での私の進行状況は…
 「すれちがいシューティング」 ―→ 全ステージクリア
 「すれちがいガーデン」 ―→ 花を15種類咲かせた
 「すれちがい合戦」 ―→ 20ヵ国中、8カ国を制覇
 「すれちがい迷宮」 ―→ 30階中、14階まで到達

「すれちがいシューティング」は、クリア後のオマケ要素があるとはいえ、別にステージが増えたりするわけではないようなので、すでに満足しちゃっているところがありますね。
一番ハマっているのは、やっぱり「すれちがい迷宮」かな。むしろここに、ほとんどのゲームコインをつぎ込みました(笑)
配信されてからもうすぐ1ヶ月。もう少し楽しんだら、改めてインプレッション記事を書いてみてもいいかもしれませんね。

関連記事:
3DS『すれちがいMii広場』 追加作品のインプレッション(2013/06/25)


■====== 6月20日(木) ======■



●= Xbox Oneが中古やオンライン認証についてのポリシーを変更、今世代と同様の内容に。リージョン制限もなし =●
「Xbox.com」 = Xboxシリーズ公式サイト

Xbox One発表時やE3カンファレンスで、”中古品は一部店舗で取り扱い”や”24時間ごとにオンライン認証が必要”などの仕様が発表されていましたが、全て無かったことになっちゃいましたね。まあ、中古品を譲渡するなどのシステムは搭載されるのかもしれませんけど。

昨今では、任天堂が「ダウンロードカード」や「ニンテンドーネットワークプレミアム」でアピールしていたり、PS Vitaでもダウンロードカードが提供されるようになってきたり、あるいはダウンロードタイトルのセールが増えてきていたりします。
何といっても、ユーザーに納得してもらえないと長続きしないですからね。ヘンに「ダメ!」って取り締まったりするよりかは、こういう風に別の販売方法をアピールしていくことが、結果的な中古対策になっていくのかもしれません。アピールするだけアピールして、あとはユーザーの判断に任せるといったところでしょうか。


■====== 6月22日(土) ======■



●= 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』Windows版が発売へ、ベータテストが遊べるベンチマークソフトを提供開始 =●
Windows版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』特設サイト

どこかのインタビューで「オンライン専用になる以上、パソコン版への展開は最初から考えていました」とか言ってました。私は勝手に、WiiやWii Uでしか展開しないからこそユーザー間の環境がいい感じに保たれていくといいな~と思っていましたが、スクウェア・エニックス側は別にそんなこと考えていなかったようですね。
とはいえ、WiiやWii Uと同時展開しなかったということは、あくまでメインはWiiやWii Uであるという考えの表れなのかもしれません。いや、それとも単に、同時展開したら分散するからイヤだっただけかな…。
ま、いいです。いずれにしても、パソコンにオンライン専用ドラクエを展開するいうのが、どういう影響を与えるのか?気になるところです。

Windows版は9月26日(木)に発売予定で、価格は通常版が3,990円。スペシャルパックが9,800円です。(ともに税込)
通常版のみ、ダウンロード販売も行われます。


■====== 6月26日(水) ======■



「ピクミン3 Direct」が公開
「ピクミン3 Direct 2013.6.26」特設サイト

あくまで個人的にですが、もうちょっと長いのが見たかった気はしました。まあ、単純に見ているだけで面白かったので(苦笑)
でもこういう「プレイしながらの会話で、理屈向きに楽しく見える」というのは、ゲームソフトにも良い印象を与えると思うので、今後のタイトルでもくどくない程度に取り入れていって欲しい気はしますね。

7月13日(土)より発売中で、価格は5,985円(税込)です。



これまでのプレイバック記事:
前月 = 2013年5月の主なゲーム情報
 └→ PS3『グランツーリスモ6』が発表
 └→ 「セガダイレクト」も組み込まれた「ニンテンドーダイレクト」が公開
 └→ 次世代機「Xbox ONE」が正式発表
 └→ 専用ダイレクトで『モンスターハンター4』の発売日が決定 など

前々月 = 2013年4月の主なゲーム情報
 └→ 2012年度国内ゲーム市場規模、5年ぶりに増加
 └→ 「任天堂ゲームセミナー2013」の実施を発表
 └→ Wiiネットワークサービスの半数が6月にサービス終了
 └→ 「Nintendo Direct Luigi special 2」が公開 など
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