セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

PS3『スポーツチャンピオン』 セカンドインプレッション(2本プレイ&2人プレイ)

2010年11月24日 11時01分36秒 | 【旧】購入・レビュー話


スポーツチャンピオン
対応ハード : PS3 PlayStation Move専用
※「PlayStation Move」は、「PlayStation Eye」がないと動作しません。
開発・発売元 : ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売日 : 2010/10/21
希望小売価格 : 3,980円(税込)
ジャンル : スポーツ
プレイ人数 : 1~4人
CERO : B(12才以上対象)

参考データ--------------------------
購入価格:3,169円(新品)
プレイ時間:約10時間
進行度:前回+2人同時プレイ&2本での1人プレイを体験
-----------------------------------

※「PlayStation Move」は、以下「Move」と略します。


●PS3で体感スポーツ
今作は、Move専用タイトルとして、Moveと同日に発売したスポーツゲームです。
お馴染みのものから変わったものまで、全6種類が楽しめます。もちろん、全てMoveのみで操作します。

今回、2回目のインプレッションとなります。
Moveをもう1本入手したので、2本使っての1人プレイや同時2人プレイをしてみました。
今回は、そこに重点を置いて紹介・評価いたします。

◆PlayStation Moveのボタン名について
紹介の前に、聞きなれないボタン名を言うので、先に紹介しておきます。

Moveボタン … Moveの前面真ん中ある大きなボタンです。N字型のマークが目印です。
Tボタン … Moveの背面にあるボタンです。WiiリモコンでいうBボタンの位置です。


●2人同時プレイのキャリブレーションについて
卓球・ビーチバレーなど2人が同時にプレイする場合、キャリブレーションでは2人が横に並んで、2人ともカメラ内に入るように立ちましょう。
あとは、これまでと同じ方法でプレイヤー1からキャリブレーションを行います。詳しくは、前回のインプレッション記事でもご覧ください。


●2本プレイについて
卓球とボッチボール以外のゲームは、Move2本を両手に持っての1人プレイが可能です。
以下、操作の違いなどを説明します。

◆ディスクゴルフ
「チャレンジモード」のみ、2本プレイができます。
ディスクゴルフのチャレンジゲームは、制限時間いっぱいまで、ディスクを投げて輪っかに通すことで得点を獲得するというものです。ディスクは無限に投げられます。

普通は利き腕のみでプレイですが、2本プレイの場合は両手を使って、ディスクを投げられます。投げられるディスクの量は2倍ですが、得点も2倍になるとは限りません(笑)

◆グラディエーター
2本プレイの場合、利き手で剣を。もう片方の手で盾を操作します。
また、以下の操作が異なります。

・サイドステップ
1本プレイでは△ボタン・□ボタンでしたが、2本プレイではMoveボタンを押すと、押した手のほうに移動します。
右手のMoveボタンを押すと右にステップ。左手のMoveボタンを押すと左にステップです。

・バックステップ
1本プレイではMoveボタンでしたが、2本プレイでは両方のMoveボタンを同時に押します。

◆アーチェリー
2本プレイでは、利き手で矢を。もう片方の手で弓を操作する感じになります。

まず、立ちかた。
体の正面は横を向いて、弓を持つほうの手をテレビに向けるように立ちます。実際に弓矢を引く(撃つ)時の体勢です。

利き手を背中に回して、Tボタンで背中に背負っている矢の束から矢をつかみます。
この点は1本プレイと同じですが、この時、弓側のMoveは真っ直ぐ前に突き出しておきましょう。

Tボタンを押したまま利き手のMoveを正面に持ってきて、弓側のMoveの先端とくっ付きそうなあたりまで前に突き出すと矢を弓にセットします。
そして、そのまま真っ直ぐ後ろに利き手のMove(=矢)を引くと、ゲーム内の弓矢も引き絞られます。
あとは、矢側のMoveを動かして方向を微調整して、Tボタンを離すと撃ちます。

◆ビーチバレー
2本プレイでも、基本的にできることは同じです。
トス・レシーブ・スパイク・ブロックなど全ての操作は、1本プレイと同じく両手で実際にその動作を行います。
心なしか、2本プレイのほうが精度は高いようでした。

ボタン操作なども基本的に同じですが、違うのはサーブ時。
ボールを投げるのは、利き手じゃないほうのMoveを上に振り上げます。まあ、それが普通ですが(笑)


◆partygameの評価◆…87点(100点満点) 前回比…±0点
もっとスペースが欲しいな…(笑)

○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

チャンピオンへの道は険しい
何とか、卓球のチャンピオンモードで3つの難易度のカップを制覇しました…が。
なんか、さらに上の「チャンピオンカップ」とか出てきたんですが。あと、何かよく分からないロボットが敵として出てきて、メッチャ強いんですが(笑)

…やはり、チャンピオンへの道は険しいです。しかし、やり甲斐を感じます。くどいと感じる人もいるでしょうが。

2本プレイでの評価 - ディスクゴルフ
ハッキリいって、無駄です。いい意味で(笑)
元々このチャレンジゲームは、いわゆる「東京フレンドパークII」の某ミニゲームみたいな感覚で、ディスクを次から次へとポンポン投げられるだけでも気持ちよかったものです。それが2倍となると…もう訳分かりません。得点なんか二の次で、適当にポンポン投げているだけで、なぜか楽しいです。異常な数のディスクがアチコチに散らばっていく感じとか、なぜか楽しいです。
このためだけにもう1本用意する価値はないですが…いい意味での無駄遣いは、個人的にちょっと気に入りました。もうここまでできるなら、的が大量に出る他レンジゲームとか欲しかったです。

2本プレイでの評価 - グラディエーター
1本プレイでは×を付けましたが、やはり両手が使えるようになると、俄然しっくりときますね。盾の操作も思い通りになりますし、サイドステップの操作もしやすくなりました。
2本揃えるのはなかなか金銭的に大変な人も多いでしょうが…このスポーツ(アクション?)は是非2本でプレイして欲しいです。

×2本プレイでの評価 - アーチェリー
なんか…あまり思い通りにいかないのです。
トレーニングで操作説明を注意深く見て練習したんですが…弓を引いた時に、照準があさっての方向にいってしまうことが多かったです。
アドバイスでは「腰打ち」というものを推奨しており…腰の高さに合わせてMoveを操作することで、腕が疲れにくくて照準もブレにくかったです。確かにその通りでしたが、当然、実際に弓を引く時とは動作が違います。
精度が良いが故に…ということなのかもしれませんが、まあ総じて思うのは「1本プレイでいいや」ってことです。

2本プレイでの評価 - ビーチバレー
できることがそんなに変わりないので△にしましたが、心持ち精度が上がったような気はしました。気のせいかもしれませんが。
あと、両手を操作できるようになったので、ブロックがより自由自在になりました。

2人同時プレイについて
もちろん対人戦のほうが面白いんですが…やはり、より広いスペースが必要になります。
アーチェリー・グラディエーターでは、その場から動かないので特に問題ありません。しかし、ビーチバレーはちゃんと打ちたい方向に狙ってトスなどをする必要があるのでわりと大きい動作になりますし、卓球はそれこそ前後左右に打ち分ける必要があるので、より動作が大きいです。

私の部屋は、横の広さは充分ですが、前後の広さはテレビから約1.5mくらいの範囲しか動けないです。その状態で卓球をやろうと思うと…どうしても、隣を殴ってしまいそうです(笑)
そのため、縮こまったプレイになってしまい、なんか気持ちよく楽しめませんでした。卓球で2人同時プレイを充分に楽しみたいなら、テレビの前は3m四方くらいの広さが欲しいところです。

ビーチバレーでの動作について
何回かプレイしていて気づきましたが…ビーチバレーは、収録されているスポーツの中では上下の動きが最も激しいです。トスをする時は斜め下に向けますし、スパイクをする時は振りかぶるので、高い位置にMoveをもっていきます。
カメラは、左右は幅広く映してくれますが、上下はそこまで広くは映していません。そのため、あまり広くないスペースでMoveを上へ下へ動かした時に、カメラの映している範囲外にMoveが出てしまって、反応がうまくいかなくなる時がありました。
ほぼ問題ないとはいえ、やっぱり完璧に楽しみたいなら、もうちょっと広いスペースが欲しいですね…。せめてテレビから2mくらいは…。


Moveが2本あれば楽しさも2倍!…とは単純にいきませんが、対人戦ができるようになったり2本での1人プレイができるようになるのは、やはり面白いです。
特に、グラディエーターはやはりMoveが2本ないと真価を発揮できないですね。逆に、アーチェリーが思い通りにいかなかったのは残念でしたが。

ただ、元々1人プレイでもかなり楽しめていましたし、もう1本Moveがあるともっと楽しめるのなら…このソフトは充分、価格相応かそれ以上の価値があると改めて感じました。
ただし、2人同時プレイを楽しむつもりなら、もう少し広いスペースを推奨します。1人プレイでは、1.5mの距離でもほぼ問題ないですが、2人プレイだとちょいとキツイです。せめて2~2.5mは欲しいところです。

とりあえず、ほぼ毎日卓球しています。20~30分くらいプレイしても、わりといい運動になります。
しばらくは、これで保つかな…?


関連記事:
PS3『スポーツチャンピオン』 ファーストインプレッション(2010/10/24)

その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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2 コメント

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私の失敗談 (ぱちりん)
2010-11-24 21:56:03
moveはスタータパックとMe&MyPetを買いました。

Petは猿と戯れるゲームです。
このゲームは、カメラを”下より”に向けて遊ぶのです。それを忘れたまま、体験版の卓球をやり始めてしまいました。全身が写らず、腰から肩くらいまでを無理矢理認識させて、違和感があるまま遊びました。
間違いに気付いたのは、次の日Petを起動しているときでした。

あのカメラは上下左右に動かせますので、管理人さんも動かす機会がありましたら、動かしたことを忘れないようにお気をつけ下さい。
返信する
確かにそうですね (partygame(管理人))
2010-11-24 22:34:55
>ぱちりんさん
私も、Me&My Petの体験版は遊んでみたんですが、元々テレビの上に付けていたものを「下に付けないといけない」と言われてしまい、置きなおすハメに。
その後、またすぐに上に戻しちゃいましたが。

『スポーツチャンピオン』についても、カメラをできれば真正面で腰の高さあたりに持ってきたほうが、全身が真っ直ぐキレイに写るので反応が良いように思いました。
なので、個人的にはテレビの上に置くのを推奨しています。

カメラはテレビの上と下、どちらに置いても良いとなっていますが、ゲームによってけっこう「こちらのほうがいい」とか「こちらじゃないといけない」とかがありますね。なかなか難しいところです。
ま、一番いいのは、もっと余裕のあるスペースを作ることなんですけどね(笑)
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