E3 2006を終えて……感想のまとめ

この３日間で欲しいソフトが一気に増えたのは気のせいでしょうか？ｗ
欲しいソフト書いたらまた長くなりそうなので、とにかくアメリカで行われました「Electronic Entertainment Expo 2006」（カンファレンスも含む）のまとめだけ書きます。


言うまでもなく、今回のメインはPS3とWiiでした。
しかし……E3を終えてこの２ハードの間に極限の差ができたように感じました。

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その一番の大本は、もう皆さんあちこちで見てるのでもう聞きたくもないかもしれませんが、PS3の価格です。

HDD(ハードディクスドライブ)が20ＧＢのタイプが、税抜59,800円（税込62,790円）
HDD60ＧＢのタイプは「オープン価格」扱いで未発表（予想は税抜き69,800円以上（税込73,290円以上））

しかも価格が発表されているHDD20GBのほうは、
「無線ＬＡＮ」がないとか「HDMI出力端子」がないとか「メモリースティック・コンパクトフラッシュ・SDメモリーカード用端子」がないとか。
無線LANないと無線通信ができません。有線通信なのでＰＳ２でネットをつなげる時の面倒くささが健在となるわけです。
HDMI出力端子がないと、デジタル出力ができません。要するにデジタル画面に対応してないという事かな？
メモリースティック・コンパクトフラッシュ・SDメモリーカード用端子がないと、当然その類（たぐい）のメモリーが使えません。

まあ分からない人には分かりませんが少なくとも「こっちのほうは不十分なので絶対買わないほうがいい」とのことです。
買うなら60ＧＢのほうをユーザーは推奨するみたいですが、

とにかく高いんです。

誰が何と言おうと。

ブルーレイディクスが見れるとか、オンラインサービスが充実してるとか、cellを採用してるとか、どうでもいいし、一般ユーザーには理解しにくいです。それで６万ないし７万なんて言われて……もう分かりますよね？
お金があるとかないとか、すぐ貯まるとか貯まらないとか、そういうことじゃない。買うものに対してこれだけの金を出す価値があるかということです。
現に今、ユーザーだけでなく、アナリストもＰＳ３の値段を批判してます。しかもPS3の機能を事細かに知っているアナリストの見解は「PS3の機能はまだ最大まで生かされてない」とのこと。クオリティとか技術の面でです。

どこでも言われてますが、ほとんどの人が買いません。しばらく様子をみると思います。私も、例え究極的に欲しいソフトが発表されたとしても最低１年は見送ります。
でもソニーは６万で買ってもらわないとヤバイんです。これでも大赤字なんですから。
買いたい人間だけ発売日に買えばいい。我々はそれで事済みますが、ソニーはそれが冗談では済まされません。
ソフトのラインアップは過去のプレステよりしっかりしてるとは思うので、あとはブルーレイの普及、PS3の概要を世間によく知ってもらう、それでいて、欲しいと思わせないといけないんです。

もっと詳しく見たい方はソニーの公式サイトへどうぞ

はっきりいってPS3の前途は本当に暗いです。

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さて一方、任天堂次世代機「Wii(ウィー)」からも様々な重大発表！
ただし、一番重要な発売日・価格・バーチャルコンソールの詳細は未発表でした。まあ、じらしたいんでしょうね。

Wiiはカンファレンス及び任天堂ホームページにて正式に概要が公開され、
Wiiリモコンにスピーカーを内蔵、クラシックコントローラーの初公開、本体が24時間「眠らない」システムなど、細かい要点が明らかになりました。詳しくは専用サイトで見てもらったらと思います
本体の発表はまあそこまでの驚きはありませんでしたが、ヤバかったのはソフトです。

Wiiも、DSも、GCも、これでもかという隠し玉の数々！！
特にWiiの「大乱闘！スマッシュブラザーズＸ」の発表は、おそらく今年のE3最大の衝撃情報だと思います！

メタルギアソリッドのスネーク参戦はもうホント衝撃的でしたｗ
個人的にはかな～りコアなゲームキャラであるピットをよく出そうと思ったなと。私のように「パルテナの鏡」でキャラ的にピットが好きだった人間にとっては「私の心を見透かしてるのか！？」とか思ったりｗ
ただしほとんどの人は「この子、誰？」ということになりますねｗ
今回のがきっかけでパルテナの鏡も知名度が増えればいいんだが…。いっそのことWiiで3Dでリメイクを（ぇｗ

その他もWiiでは「Wii sports」と題し、あのコントローラーで手軽にいくつかのスポーツを楽しめるものを発表しましたし、他のタイトルもなかなか魅力があります！
ＤＳは、続編ものが多いことは多いですが、まさか今になって「ヨッシーアイランド２」とか出してこられるとは思わなかったですｗ
ＧＣももう世代交代かと思いきや「スーパーペーパーマリオ」なるものが発表されてますし。
もうホントどうしてくれるのｗ
ソフトを詳しく見たい人はやはり専門サイトのほうへどうぞ

Wiiで唯一不評なのが、Wiiリモコンが充電式ではなく電池式だということ。電池だとけっこうお金かさみますし、重みも増しちゃいますしね。電池がどれほど持つかがカギになると思いますが、やっぱり充電式のほうが便利だとは思いますね。

そして今回のＥ３で、Wii最大のカギとなる操作感が実際にプレイした人間の感想として表れました。各ゲーム情報サイトでの感想を見てくれればいいですが、どのインプレッションも、かなりの好感触だったということです。

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その他のメーカーもいろいろ発表ありましたが、やはりほとんどがPS3かWii関連だったようです。

終わってみれば、同等の期待を寄せられてたWiiとPS3に大きな期待差が出来る結果となりました。
最近はどこもかしこもマリオマリオマリオばっかり出したりして、任天堂どうなん？とか言われてましたが、何だかんだいっても任天堂は……強いです。「ゲームを楽しませる」ことを分かっています。

Wiiに更なる期待、そしてPS3に大いなる不安を残すE3となりました。


ちなみに海外ではXbox360が主流で、WiiもPS3もクソくらえみたいですね。PS3を誹謗する理由はやはりあの値段のようですが、Wiiはなんで誹謗されてるの？
まあ米国にとってXboxシリーズは、日本でいうプレイステーションシリーズのような存在だと思うんです。と同時に、日本のユーザーと米国のユーザーが面白いと感じる要点がけっこう違うのもあると思うんです。
ゆえに、日本でも海外でも成功するゲーム及びハードは、そうあるモンじゃないと思います。「nintendos」は例外ですが。
正直、Xbox360が日本で売れてないのと同じく、WiiやPS3が海外で売れなくても仕方がないことなのかもしれません。

脳トレはどうなったのかな？全然話題にあがってないけどｗ