『星のカービィ ロボボプラネット』
対応ゲーム機 ―→ 3DS
発売日 ―→ 2016年4月28日
価格 ―→ 4,700円（税別）
ジャンル ―→ アクション
プレイ人数 ―→ 1～4人（一部のサブゲームで、最大4人のローカルプレイが可能）
CERO ―→ A（全年齢対象）
備考 ―→ amiibo（アミーボ）対応
■====== 簡単なご紹介 ======■
任天堂の代表的キャラクター『星のカービィ』シリーズ。3DSでは2作目となる、アクションゲームです。
謎の存在により”機械化”されてしまったプププランドを救うため、カービィが立ち上がります。お馴染みのコピー能力に加えて、今作では新たに「ロボボアーマー」という乗り物が登場。ロボボアーマーにもコピー能力が備わっており、豪快なアクションでカービィを助けてくれます。
まだ途中ですが、とりあえず、今の時点での感想を書かせていただきます。
ちなみに、2種類のサブゲームは、ほぼ全てクリア済みです。
■====== partygameの感想 ======■
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,900円くらい（新品）
プレイ時間 ―→ 約4時間
プレイ内容 ―→ ワールド5までクリア／2種類のサブゲームは、EXステージ以外クリア
過去のシリーズ作品 ―→ 『星のカービィ』シリーズはそこそこプレイしています。前作『トリプルデラックス』もストーリークリア済。
○○○○○ 良いと思ったこと ○○○○○
||== やはり、仕掛けが楽しい ==||
前作『トリプルデラックス』で取り入れられた、手前と奥それぞれにルートがあるというステージ構成はそのまま活かしつつ、立体視が芽生える新たな仕掛けが満載。
しかも今回は、全てが機械化されているので、見慣れた敵キャラクターもちょっと違う雰囲気で登場したりします。行動は、一緒ですけどね（苦笑）
||== いつも以上に散りばめられた、ファンサービス ==||
過去のシリーズで登場した人気曲のアレンジが、いつも以上に多い気がします。収集要素の1つである「ステッカー」も、様々なものが揃っていますしね。
ずっと『星のカービィ』シリーズを遊んできた人は、ニヤリとできることでしょう。
||== ロボボアーマーのパワフルなアクションが気持ちいい ==||
通常形態のパンチでもドッカンドッカン壊せますし、コピーすれば、さらにパワフル。
とりあえず攻撃力や攻撃範囲が広いものが多いので、落下ミスとかしなければ負けることはなさそうです。ただし、カービィみたいに飛べるわけでは無く、できるのは2段ジャンプまでなので、やはり落下ミスには注意したいところです。
しいて気になることを言うなら、攻撃パターンの少なくて、ちょっと味気なく感じるコピー能力があることかな。
ま、それはそれで特徴があるので良いですが、ロボットはロボットらしく、1種類につき1つくらいはパワフルな攻撃が欲しいかな～なんて思います。
||== 「カービィの3Dチャレンジ」について ==||
3D空間のステージのなかで、カービィの"吸い込み"と"はき出し"だけを使って敵を効率よく倒していくサブゲーム「カービィの3Dチャレンジ」。
個人的には、昔のカービィっぽく楽しめるような感覚があって、なかなか良かったです。
クリアするだけなら簡単。
しかし、高得点を出そうと思えば、ダメージを受けずに倒したり、1回のはき出し攻撃で多くの敵を倒したり、短時間で攻略したりということが必要になってきます。プレイを重ねることで道筋が見えてくるので、繰り返しプレイする楽しみもあります。
今回のような3D空間のステージを見せられると、『星のカービィ64』のミニゲーム「おちおちファイト」をやってみたくなる人もいそうですね（苦笑）
××××× 残念だと思ったこと ×××××
||== ステッカーを貼れる場所が少ない ==||
道中で集めたステッカーは、ロボボアーマーに貼り付けることができるのですが、貼り付けられるのは両肩のみ。また、回転や拡大縮小もできないので、思ったより自由には貼れません。
プレイ中はそこくらいしか見えないから、そこだけにしたのかもしれませんが、なんとなくボディにも張りたいですよね。
ほんのオマケ要素だとは思いますが、『テラウェイ PlayStation 4』を経験している身なので。どうせ晴れるのなら、もう少しこだわって欲しかったかもしれません。
||== 「みんなで！カービィファイターズ」について思ったこと ==||
最大4人で協力してボスに挑むサブゲーム「みんなで！カービィファイターズ」。面白いことは面白いのですが、ちょっと厳しめに見させてもらうと、"ありきたり"にも感じました。
というのも、出てくるのが『星のカービィWii』のボスばかり。ちょっと裏ボスみたいなものは出てきますが、Wii版は元より4人プレイができるので、Wii版のメインをそのまま3DS版に持ってきただけって感じがして、あまりオリジナリティがありません。
コピー能力は4種類だけ。それぞれのコピーに特徴があって、バランスが取られているのですけど、私としては普通にいつも通りのコピーで戦わせてほしかったです。そこでバランス取られてもな～…というか。
また、このミニゲームには「レベル」という概念があるのですが、レベル上限は10です。
全ステージクリアした時点でレベル6～7なので、わりとすぐMAXになっちゃうんですよね。レベル上げないと能力が上がらないけど、でもわりとすぐ上がっちゃいます。で、後から序盤のミッションに挑戦すると、簡単に高得点を出せますのでね。なんかこう、中途半端な要素に感じました。
ただし、レベルアップ時に見れる「懐かしいフレーズ」は、ちょっと嬉しかったです。
△△△△△ その他で思ったこと △△△△△
||== 収集要素が、簡単になった？ ==||
今回、ボスエリアの解禁や隠しステージの解禁に必要な「ICキューブ」というものが、1ステージにつき4つあります。
私の勝手な印象かもしれませんが、過去の同じような立ち位置だった収集アイテムと比べると、集めるのがラクになったのかな？いや、ラクになった…というよりは、なんかパッとしないところに配置してあると感じることが多いように思いました。
ま、全部が全部そういう配置では無いのですが、なかには「とりあえず置いてみただけ」って感じる配置もあったりしたので。もう少し、こだわって欲しかったかもしれません。
||== amiiboは、あくまでちょっとした要素 ==||
ステージ攻略中に「amiibo（アミーボ）」を読み込めば、そのamiiboにちなんだコピー能力が登場。amiiboカードも使えますよ。
ちなみに、私が持っているamiiboを試してみたところ、以下のようになりました。まあ、想像つくとは思いますが、一応、ネタバレ扱いにします（苦笑）
マリオ ―→ <ネタバレ注意！→>ファイア<←ネタバレ注意！>
ピカチュウ ―→ <ネタバレ注意！→>スパーク<←ネタバレ注意！>
スプラトゥーン ボーイ ―→ <ネタバレ注意！→>ポイズン<←ネタバレ注意！>
どうぶつの森 amiiboカード ―→ <ネタバレ注意！→>リーフ<←ネタバレ注意！>
ステージ攻略中であれば、いつでも利用可能なので、コピー能力がなくなったりした時も安心。そういう意味では、ちょっと有利に攻略が進められるかもしれません。
ま、amiiboはこれくらいで、ちょうど良いと思います。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点（10点満点）
やはり、安定感は抜群。『星のカービィ』シリーズとしての魅力を、改めて感じています。
おなじみのアクションとしての、間違いない面白さがあることは保証します。また、カービィファンの心をくすぐる「分かってるね～」的な要素も、あちらこちらに散りばめられています。
ただ、あくまで個人的には、前作『トリプルデラックス』のほうがインパクトは大きかったかもしれません。『トリプルデラックス』の時は、全ての仕掛けが新鮮に感じられましたが、今作の仕掛けは「前作をパワーアップさせた」っていう感じがするため、新鮮味はどうしても少なくなってしまいます。ま、ここらへんは最後までプレイしたら、印象が変わるかもしれませんけどね。
また、これも好みの問題でしかありませんが、サブゲームは総合的に前作のほうがちょっと上かもしれません。
ちょっと難クセつけたりはしましたが、そう言いながらも、とても楽しめていますので。これまで『星のカービィ』シリーズを好きでプレイしてきた人には、安心してオススメできると思います。
もちろん、プレイしたことがない人にも挑戦してほしいです。『トリプルデラックス』ほど難易度は高くないようなので楽しみやすいと思いますが、例えば、スピーディーなアクションを遊び慣れている人からすると、ちょっと"もっさり"した感覚に感じるかもしれません。
たしか、店頭の体験台でお試しプレイができたと記憶しておりますので、気になる人はまずチェックしてみると良いかもしれません。（ニンテンドーeショップでは、体験版を配信していません）
ストーリーモードをクリアした後で、もし新たに感じたことがあれば、2回目の感想を書かせていただく予定です。
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「最後の展開」は、たぶん私がまだたどり着いてないところだと思いますので。楽しみにしておきます。
私も、最後はなかなか興奮しましたよ。