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Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト) 2012/12/05 まとめ

2012年12月05日 22時33分36秒 | 【旧】ゲーム関連記事

●= 2012年12月5日配信の“ニンテンドー ダイレクト”で、電子番組表“Nintendo TVii”を始めとするWii Uコンテンツが発表 =●
「ニンテンドーダイレクト」公式サイト

2ヶ月1回の恒例…にしては、ちょっと早かった今回のニンテンドーダイレクト。
それもそのはず。今回は3日後に発売を控えた「Wii U」の情報がピックアップされました。

気になったポイントを、ザッと紹介します。






◆== 『レゴ シティ:アンダーカバー』 ==◆

オモチャのブロックでおなじみの「レゴ」で形作られた世界を、警察官の1人となって駆け巡る、オープンワールド作品です。
海外では人気のシリーズですが、日本でも任天堂から発売されることになりました。ローカライズ(翻訳など)に時間がかかるため、発売はもう少し先になるようです。

映像を見る限りでは、けっこう面白そうでした。レゴのゲームは全く知りませんでしたが、ちょっと欲しいかも…。
レゴブロックで仕掛けが動いたり橋などが出来上がっている様は、『ペーパーマリオ』シリーズにちょっと通ずるものを感じました。





◆== 『New スーパーマリオブラザーズ U』について ==◆

お手本プレイやスーパープレイなどの動画を、「New スーパーマリオブラザーズ Uチャンネル」としてYouTubeで公開していくことが発表されました。Miiverse(ミーバース)からもアクセスできるようです。
もちろん、多大にネタバレが含まれるので、ご視聴の際は注意しましょう。

Wii版ではゲーム内にこういった映像が見れる場所がありましたが、Wii U版ではYoutube経由での提供にしたあたり、いかにインターネットの存在をアピールしているかが伺えます。
まあ、誰でも利用できるという意味ではWii版のスタイルのほうが良かったんでしょうけど、長期的に話題を作れるという意味ではYoutubeでの公開のほうがいいんでしょうね。コストも安く済むでしょうし。
ま、せっかくなので、より楽しみたい人とかは利用してみるといいんじゃないでしょうか?

ゲームソフトのほうは、本体と同日の12月8日(土)に発売予定で、価格は5,985円(税込)です。



◆== 『Game&Wario』 ==◆

『メイド イン ワリオ』の流れを組むミニゲーム集です。全16種類が収録されているそうです。
ミニゲームがいくつか紹介されたほか、今作は”Wii Uゲームパッド1つで最大5人まで楽しめる”というのが特徴だそうです。Wiiリモコンも、別のゲームパッドも必要なく、ゲームパッドとテレビ画面の両方を活用した様々な楽しみ方が彩られています。

ノリは、相変わらずいつもの感じでしたね。
ゲームパッドだけでマルチプレイが楽しめるという提案は、ちょっと面白いように思いました。必ずしもコントローラを持って遊ぶだけがテレビゲームではないということが、いい形で表現されているように思います。

2012年初頭に発売予定です。





◆== Wii U版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』 ==◆

最新のプロモーション映像が公開されました。
なにやら迫力満点で魅力的に見えた一方、Ustreamのコメントを見ていると「ネタバレしかない」という声が多く、わりと重要な場面が、かなり含まれていたそうです。まあ…見ちゃった私は仕方ありませんが、これから視聴するかたはご注意ください。
また、Wii版のUSBメモリーが使用できる点が紹介されたほか、ダウンロード版も発売されるようです。

Wii U版は、2013年春に発売予定です。



◆== 『Nintendo TVii(ティービー)』 ==◆

ゲームパッドでテレビ番組表や番組の内容がチェックできるサービス。詳細が紹介されました。
チャンネル切り替えが有料(100円)である点は以前も話しましたが、どうやらテレビ局との兼ね合いで、権利にお金が必要だとのことらしいので、その一部をユーザーに賄ってもらう形にしたそうです。
まあ、それでもできれば無料でやって欲しかったな~と思っちゃいましたけど、仕方ないかな…。

このサービスは、本体発売日(12月8日)から利用可能です。



◆== 『Hulu(フールー)』 ==◆

世界的に展開している映像コンテンツサービスが、Wii Uでも利用できます。
提供内容は他と同じですが、ゲームパッドの画面だけでも視聴できるようです。まさにWii Uならではの特権です。

このサービスは、本体発売日(12月8日)に配信開始予定です。
※ダウンロードは無料ですが、利用には、会員登録および月額料金(有料)が必要です。



◆== 『Wii U パノラマビュー』 ==◆

かつてE3の中継後に岩田社長が紹介した、現実世界の景色を360度見渡せる疑似体験ツール。これを、ダウンロードタイトルとして配信することが発表されました。
また、発売前にいくつかのシーンをダイジェストで体験できる予告編を、無料配信するそうです。
あれは、個人的になかなかビビッと来たものがあったので、Wii Uを購入した暁には楽しんでみたいです。

2013年春に配信開始予定です。



◆== google「ストリートビュー」を利用した疑似体験ツール ==◆

1つ上の『Wii U パノラマビュー』に通ずる話ですが、googleで利用できる「ストリートビュー」というサービスがあります。地図上でストリートビューに対応している場所を選択すれば、その場所を360度見渡すことができるものです。
これを応用して、『Wii U パノラマビュー』と同じ要領で、ゲームパッドで周りを見渡しながら移動できる疑似体験ツールが、Wii Uで配信されることになりました。しかも、期間限定ですが無料配信になります。

ストリートビューのデータをそのまま利用しているので、移動はさすがに滑らかではありませんが、見渡す感覚は本当に自然で、家の中にいながら世界中を旅しているような気分になれそうで、けっこう興味を惹きつけました。
しかも、Wii Uを早々にお買いであれば無料で楽しめますので、是非、Wii Uが実現する疑似体験を楽しんでみて欲しいです。

2013年1月末ごろから3月末まで、無料で配信されます。
※無料配信期間が終了した後は、有料で配信されます。



◆== まとめ ==◆

今回は、あくまで「Wii U発売前のおさらい」と「ゲーム以外のコンテンツ」を中心とした内容という感じでした。
ゲーム情報としては既存のものが多かったですし、後半は個人的にはそこそこ楽しめたものの、直接的なゲームの話ではないので興味ない人はとことん興味がなかったでしょうし。まあ、いままでニンテンドーダイレクトは、常に何かサプライズを入れてきてましたからね。それと比べると、今回新しく判明したWii Uのゲームタイトルは1つも無かったので、「今まで一番つまらなかった」という人も多い気がします。

これまでニンテンドーダイレクトは、定期的な流れで展開してきました。しかし、以前の対談ラジオでゲストの人が、
 >>「定期的に展開して欲しいけど、それを重視するあまり内容が疎かになるくらいなら、不定期でもいいので内容にこだわって欲しい」
…というご意見がありました。今回は、まさにそうなってしまったと思う部分があります。
Wii U発売前ということで、任天堂としてはもうひとアピールしたかったんだろうな~と思うんですが、ニンテンドーダイレクトを見るくらいのユーザーですから大体のことは知っているでしょうし、Wii Uの購入意欲を上げるものだったか?というと、そこまででは無かったですし…結果的に、何のためにこのタイミングで実施したのかがよく分からないものになってしまった気がします。

ま、ニンテンドーダイレクト自身にそれなりの”話題性”が出てきた故に、公開のタイミングとかも難しいところだとは思うんですが…実施開始から2年目に突入したニンテンドーダイレクト。できれば、話題性の強さをダラケさせることのないよう、続けていって欲しいです。
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