チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「東京カテドラル聖マリア大聖堂の十字/丹下健三誕生100年」

2013年09月04日 21時36分38秒 | 歴史ーランド・邪図
本日は、建築家の
丹下健三(たんげ・けんぞう、1913-2005)が生まれて
100年の日だった。同人は、
「代々木第一体育館」「都庁」「横浜美術館」
「ザ・プリンス・パークタワー」「癌研究会有明病院」
今は亡き「ハナエモリ・ビル」「赤プリ」
などで知られる。私はことに
「赤プリ」はよく利用した。プリンスホテルというのは
一流ホテルではないので、混雑時でないときでも
ベルスタッフが部屋に案内しないことがざらである。
そこがまた「ラヴホ代わり」に利用する者にとっては
好都合だったのである。が、
ホテルマンの配慮がないぶん、エレヴェーターなどでしばしば、
"有名人"の逢い引きの場に遭遇してしまう率も高かった。
しょっちゅうTVに出てる女子アナとか、
ヴァラエティ番組にちょっと出てるだけのタレントとか。
クリスマス近くになると郷ひろみのディナー・ショウのポスターが目についた。
そんな赤プリも現在はもう解体が終わった。

が、クリスチャンの
丹下自身の葬儀の場ともなった、文京区関口の
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」
が、その最大の代表作である。
フォーシーズンズ・ホテルと提携してた時分の
椿山荘によく行ってたので、その異様なたたずまいを
ちょくちょく目にしてた。また、無宗教無信心な私は
祈祷や懺悔の用はないが、ここでは
パイプ・オルガンの演奏会が行われるので5回ほど入ったことがある。
コンクリート打ちっ放しが大嫌いなので、
個人的には好きになれない建築物ではある。
一年ほど前にテレ朝の「加山雄三のゆうゆう散歩」で
この大聖堂を訪れてた。そこで、
パイプ・オルガンを演奏した。その曲目は、
"バッハ"の「トッカータとフーガ(ニ短調)」だった。加山は、
さすがはバッハ。何か心が清らかになる。
みたいなことを言ってた。演奏者も
この偽作がバッハの作品だと信じこんでた感じだった。いずれにしても、
プロテスタントのバッハの"教会音楽"をありがたがって演奏する
カトリック教徒とはいかなるものなのだろう。とはいえ、
バッハもカトリックから依嘱されて、あの有名な
「ロ短調ミサ曲」を作曲してもいる。
ロ短調ミサよりも山村美沙女史原作の2時間ドラマのほうが退屈しないが、
故山村美沙女史と大宮エリー女史とロケみつ稲垣早希女史の判別がつかない
拙脳なる私の感想にすぎない。それはともかくも、
あれだけ血で血を争う諍いをしてきた
カトリックとプロテスタントなのに、と思うのだが、つまりは、
同じアナのムジナということなのだろう。
松坂桃李と寺脇康文と吉田栄作の顔の判別に難儀する
拙脳なる私にはまったく把握できない話である。

それはともあれ、
この大聖堂の脇にはてっぺんに十字架を抱く
鐘塔がそびえてる。が、上空から見ると、
この大聖堂自体がシャルトル大聖堂を模して「十字架」の形になってる。が、
それはこの大聖堂のよく知られた形状である。それより、
この大聖堂は正面から見ると、
巨大な鳥が翼を広げたような形をしてる。側面からは、
前方後円墳を真横から見たような形にも見える。
豪族丹下氏は現在の大阪市羽曳野市から松原市一帯を支配してた。
前方後円墳である河内大塚山古墳を利した
丹下城を砦にしてたのである。
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