Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

多摩森林科学園の桜保存林を再訪.。.:*・゜2023 * 2 *.。.:*・゜そして...下弦の月.。.:*・゜

2023-04-13 | 月と過ごす日々


今季2度目の訪問で...黄緑色の花びらの桜として知られる御衣黄(ぎょいこう)と出会えました♪
花びらの白地に黃緑色の濃淡の筋模様が入り、時には紅色の筋も見える個性的な桜です。
八重桜の多くは、花が咲く頃に若葉も芽生え始めるそうなのですが、御衣黄も開花する頃には若葉も見えてきます。
花色が白と黃緑なので、若葉と混ざり合って開花が目立ちにくい花なのかもしれませんね。
満開の御衣黄を見上げて...「どれが花なのか、分からないわ...」と、呟く声も聞こえました。
残念...ですね。

江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだと伝えられているそうです。
京都で生まれ育ち、江戸時代の園芸ブームの頃に江戸に取り寄せられて、荒川堤などに植えられた...
そんなエピソードは、先日ご紹介した朱雀と似ていますね。

珍しい桜と言われていますが、桜保存林では数本の御衣黄と出会えますし...
森林科学園の入口ゲートに差し掛かる歩道際にも、大きな御衣黄の樹がのびのびと育っています。





 
個性的な花色ですよね...
 外国の方たちと桜保存林で出会ったことは
 1度もないような気がしますが...
 おそらく...ヨーロッパの方たちには高評価では...?
 などと想像していますよ。
 苔や盆栽への評価が高いフランスでは、きっと....。.:*・゜
 そう感じます。







下弦の月.。.:*・゜
 明日からは、少しずつ欠けて行きますね...
 1週間後には、新月ですよ。

今夜も...お月さまと会えたら嬉しいです♪










独特の花色のせいなのか...満開になっても、いわゆる桜の花とは印象が違うので、
もしかしたら身近に出会いの機会があっても、気づかないままという残念なこともあるかもしれませんね。

御衣(ぎょい)は貴族が身につける衣服のことだそうです。
平安時代の貴族の衣服の萌黄色に近い花色から名付けられたそうですよ。
優美な佇まいによく似合う気品漂う名前ですね。 


新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...


 東京では、晴れて気温も上昇とか...朝・昼・晩と寒暖の差が大きいように感じます。そして...黄砂が飛んでいます。






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4 コメント

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Unknown (エセ百姓)
2023-04-13 08:26:13
おはようございます。

今冬、我が家の御衣黄桜を造園業者サンに連れ帰ってもらいました。
地植えしたら、ちょっと引いちゃうような成長ぶりで幹が太くなってきて…強剪定してたから樹高はそれほどでもなかったのですが。
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」などと下々では言います。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
「今植え替えたら、鉢にも戻せるよ。」って勧められたのですが、地味なお花を大鉢に戻す気にならなくて…今頃、造園業者サンの山でゆったり大きくなってると思います。

今朝はあなたの写真を拝見して・・・こんなにチャーミングだったのかとちょっぴり後悔中。
美しい写真、感謝!
返信する
エセ百姓さんへ♪ (Passy)
2023-04-13 14:57:12
こんにちは♪

御衣黄がお庭にいたとは....。.:*・゜びっくりです。
確かに、私が出会うことができた御衣黄さんたちは、全員かなりご立派な体格ですね。
見上げて見上げて...というイメージです。
ご親切な造園業者さんですね、優しいご提案でしたね。
造園業者さんの山に、会いに行ったりはできないのかしら...?
成長ぶりを見届けてみたいような、そんな気持ちになりそうですね。
確かに「地味なお花」とも言えそうですね...
爽やかで品のある佇まい、黄緑の濃淡の間から見える鮮やかな紅色....。.:*・゜
京の雅な世界からやって来たのね...などと思いながら見惚れる私ですよ。

美しいとお褒めの言葉を戴いて...ぽっと赤面の私です。
そうそう、私は今朝ゴージャスな牡丹に見惚れましたよ...
素敵ですね、まだまだこれから開花を迎えるつぼみがいっぱい.。.:*・゜
愉しみにしていますね。
どうもありがとうございました。
返信する
びっくり (ジュリア)
2023-04-13 19:10:16
Passyさん こんばんは

驚きました
これが・・・桜・・・!?!?
この御衣黄・・今までPassyさんのブログで
紹介されたことはありますか?
私が見逃していたのでしょうか
多分、一度見たら忘れられなくなりそうなのに・・

Passyさんは どんなお花に対しても、
そのお花が一番美しく見えるように
写真を撮られているので
本当にうっとりしちゃいます

これは確かに 近くにあっても気付かないことはあるかもしれませんね
本当に驚きました
そして、紹介していただいてありがとうございました

お月様の撮影が Passyさんの生きがいになっているように感じます
きっとワクワクしながら眺めているのでしょうねぇ
そのワクワクまでも いつも分けていただいている気分です
いつもありがとうございます 🌛

あ、それと・・・
諸江屋さんも・・ありがとうございました
嬉しかったです😄
返信する
ジュリアさんへ♪ (Passy)
2023-04-14 05:19:36
ジュリアさん、おはようございます♪

ジュリアさんを「びっくり」させたこと、何だか...くすぐったいような嬉しい気持ちですよ。
山歩きや公園散策で、たくさんの花々との出会いを経験しているジュリアさんですからね。
私より、ずっとずっと出会いの機会に恵まれているのですもの。
御衣黄は、私にとって撮影が難しい「難関桜」の1つなのです。
目の前にある、品格を感じる華麗な世界を写し撮ることがなかなかできなくて...
多分、なかなかご紹介できない理由は、そういう私の気持ちなのでしょうね。
御衣黄に限らず、あっ撮影してみたい...そう思うからには
出会えた嬉しさも合わせて写し撮ってみたい...そんな気持ちで撮影をしています。
ほとんど無意識ですけれどね。
お月さまも、同じような気持ちで撮影しているのかもしれませんね。
花々もお月さまも...ジュリアさんがお察しのとおりに...
嬉しい出会いに、わくわくが止まらない私なのですよ。
PCに触れたのは、娘が大学生になってからですし、デジカメに夢中になったのは...
娘が社会人デビューをしてからでした。
偶然の出会いに恵まれて...年齢を重ねても愉しみ続けられて幸せです。
あの日あの時、勇気を出して触れてみてよかった...しみじみ、そう思います。
ジュリアさん、いつも温かく見守ってくださって、どうもありがとうございます.。.:*・゜
懐かしい思い出いろいろの諸江屋さん...ジュリアさんのお陰で思い出しましたよ。
旅先で思い出して頂けるなんて光栄です♪
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