以前、hu-taさんのお庭から頂いて
初めて知った珍しい椿です。
よく見ると、雄しべの先端が翼のように広がって
独特の美しさをかもし出しています。
それ以来、歩いていて椿の花を見かけると
以前よりずっと注意深く見るようになりました。
ご近所に見事な卜伴椿の樹があることを見つけたときには
それまでは見過ごしていたことが不思議な気がしました。
卜伴椿(ぼくはんつばき)のことを調べてみましたが
あまり詳しいことは分かりませんでした。
かなり古い品種で、江戸時代初期には存在が確認され、
当時の有名な園芸書「広益地錦抄(こうえきちきんしょう)」に紹介されています。
濃い紅色の一重小輪の唐子(からこ)咲きと呼ぶそうです。
唐子咲きは、雄しべの先端が変形して花弁のようになり
盛り上がったのが特徴なのだそうです。
別名「月光(がっこう)」とも呼ばれているそうですよ。
hu-taさんのお庭には、純白の卜伴椿もあって
それはそれは美しいのです。
椿について
思っていたより気温が上がらず...明日は雷雨があるとか。
椿の花も、美しすぎて感激でしょう。
椿は蕾から観るのが楽しみですが、この椿は
開花して中を覗くのが楽しいです。
我が家には白しかないので、紅もいいな~と
思っていました。ステキな画像
有難うございました。
ふっくらと優しげで品のよい佇まいが
今も目に浮かびます
美しい花たちは、私たちに優しい気持ちや
元気や勇気、微笑...
たくさんのものを与えてくれますね。