京都をこよなく愛する友人が、念願かなって紅葉の季節の京都を訪れているようです。
通常なら、年間数回は四季折々に訪れているはずの京都をコロナ禍のために、なかなか
訪れることが叶わず、寂しい思いで過ごしていた友人です。
突然の贈り物に驚きましたが、京都を久し振りに訪れることができた喜びのお福分けと
お察しして、私も心弾ませています。
友人ご贔屓のお店と思われる「亀屋友永」さんの美しいお干菓子の詰め合わせですよ。
箱を開けたら...わくわくが止まりませんね。
花々で彩られた千代紙のような色彩に、期待が高まります。 | |
紅葉黄葉の季節のお干菓子の数々が見事に美しく 詰まっています。 四季折々に、様々な工夫を凝らしたお干菓子が 華麗に並ぶのでしょうね。 | |
父と母の形見の銘々皿に... 久し振りに、お抹茶を点てて心鎮め... おいしくいただきました。 | |
亀屋友永」さんは、昭和9年創業のお店です。 『当店は、「常に最上の京菓子をお届けしたい」という 思いを込めて、昭和9年の創業以来、頑固なまでに 『手作り』の姿勢を貫いております。 厳しい目で選び抜いた素材だけを、代々受け継がれてきた 技法で、機械に頼らず、『手作り』で丹念に仕上げております。 職人の技と心が生きる、時代に流されない地道な菓子作りを これからも続けてまいります。』ご店主からのご挨拶です。 朝ドラヒロインの父上が...毎朝 「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ...」 そう囁きながら、小豆を丹念に煮上げていた姿を 思い浮かべています。 そして、京都をよく知る友人ならではのお店選びと、改めて 感謝しています。 | |
紅葉をあしらった蓋物があったことを思い出して、 美しいお干菓子を収めてみました。 きっと友人は、久し振りの京都の素晴らしい紅葉を 堪能したことでしょう 器の紅葉を眺めて、友人の嬉しく晴れやかな気持ちに思いを 馳せました。 そして、優しい心遣いにも... | |
京都を愛する友人とのお付き合いも、いつの間にか長いものになりました。
知り合ったきっかけが、友人同士としてではなかったので、立場をわきまえてと
考えていた私なので、少し遠慮がちなお付き合いを心がけていました。
私が仕事を引退して既に何年も経つことで、改めて友人同士としてのお付き合いをと
お願いをして、まずお名前で呼び合うことから始めて、リラックスした間柄へと
変化していく途中の私たちなのです。
今までも何年にも亘り、折に触れて美しい贈り物を下さる方なのですが...
ということで...もしかしたら、「友人からの贈り物」ですよとご紹介するのは
「初めて」のことになるかもしれませんね。
心待ちにしていた京都旅行の愉しいお話、美味しいものの数々のことなど、きっと
少しずつ知らせてくださることと愉しみにしています。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
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