栗の季節がやって来ます.。.:*・゜そして．．．下弦の月へと向かうお月さま.。.:*・゜

栗の季節がやって来ます．．．栗が好き、と言うよりは．．．栗を使ったお菓子が好きだった母。
今も栗のお菓子を戴いたりすると、母もきっとこのお菓子を好きになったわ．．．などと思ってしまいます。
母は、たまに「モンブラン」という名前のお店に行きましょうと誘ってくれました。
母が生まれ育った地元のお店ですが、その場所に店舗が移転したのは戦後間もなくのことで、
母の思い出の「モンブラン」は、母が生まれ育った家にもっと近かったそうです。
おしゃれでモダン好みの祖父（母の父）が、連れて行ってくれる日が愉しみで．．．そう言っていました。
戦争で何もかもを失うことになる前の、のどかで穏やかな日々．．．
モンブランは、母が幸せな少女時代を過ごした日々の証のようなものだったのかもしれません。

	モンブランではないけれど．．． 　銀座あけぼのさんの栗最中を頂きました♪ 　栗のお菓子は、どんなものでも．．．箱を開けたら 　母にお供え．．．無意識のうちにそうしています。 　隣に並ぶ父の遺影に、ごめんなさいね、と囁きながら。
今年も栗の季節がやって来ますよ．．． 　そんなことを話しかけてみたり．．．
	母が作ってくれた栗きんとんと栗おこわ．．． 　私がレシピを引き継いでいますが．．．今もまだまだ 　母が作ってくれた味の方がおいしいような．．．
昨日の日暮れから2時間ほど経って．．． 　広がる雲の間から、お顔を出してくれたお月さまです。 　満月の７５.５％のサイズなのだそうですよ。
	撮影ができてから、少しずつ黒い雲が広がり始めて．．． 　いつの間にか雲の陰に隠れてしまいました。 　「たまたま」でしたが．．． 　シャッターチャンスに恵まれてラッキーでした.。.:*・゜

　　　　　　　　　　


８月初旬に生まれて、お誕生日の前日に旅立って行った母の命日から１ヶ月経ってしまいました。
「まだ、お若いのに．．．」そう言われた母の享年まで．．．私はあと６年と少しです．．．
我が家からも、すぐに行けるモンブランさん．．．涼しくなったら訪れてみたい．．．そんな気持ちでいます．．．

先程、見終わった朝ドラの最後のシーン．．．それぞれがそれぞれの思いで見上げるお月さま.。.:*・゜
短い時間でも、胸に沁み入る光景でした。



　今は、眩しいほどの快晴ですよ．．．３５℃にはなるでしょうとの予報です