Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

南天が華麗に色づいて.。.:*・゜そして...明日は下弦の月へ.。.:*・゜

2023-12-04 | 月と過ごす日々




ご近所のあちこちでも、緑道でも、色づき始めた南天を見かけるようになりました。
いつもそういうものなのか...それとも、今年は少し特別なのか...よく分からないのですが、
あちらでもこちらでも、一斉に色づいてくると言うより、まだ暑さの名残りがある頃から
色づき始めている南天も見かけていたし、今もまだ緑の葉が美しいままの南天も見かけます。
自分の記憶の曖昧さに、少しばかり呆れながら眺めている私です。
今日ご紹介する南天は...我が家のささやかな庭で暮らす2株の南天なのですよ...
我が家で迎える3回目の秋.。.:*・゜初めて美しい実を実らせてくれました♪




2021年の初夏に緑道の早朝散歩を始めて、
 散歩の愉しさに目覚めてしまった私。
 毎朝、まるで冒険にでかけるような気分でした♪
 その年のちょうど今頃だったと思うのですが...
 ある朝、うきうきと緑道を歩いていると...
「おはようございます。」と声が聞こえて...
 立ち止まってみたら...
「すみませんが、ちょっとよろしいでしょうか...?」と
 緑道沿いのご自宅のフェンス越しに、ご高齢の男性が
 私に何事かを話しかけていたのです...

驚きましたが、口調も佇まいも紳士的な方のように見えて
 思わず「おはようございます」とお返事してしまいました。
 ご用件は...「よろしければ、南天の小さな株を
 お持ち帰りになり、育ててくださいませんか?」
 とのことでした。
 大きな南天が数本、見事に育っている様子がフェンス越しに
 見えていて、それぞれの株の足許には小さな株が
 たくさん見えました。
 「よろしければ...」と、おっしゃりながら...
 小さな株を掘り返す作業を始めて、新聞紙でくるくると包み
 2株を袋に入れて...
「ご迷惑でなければ、連れて帰って下さらないでしょうか?」
 唐突なお申し出に戸惑う私... 

毎年、実が落ちて芽吹いてどんどん増えてしまうのですよ。
 どなたか可愛がってくれる方はいらっしゃらないかと
 思っていたところなのです。いかがでしょう...?
 お庭には、南天がおありですか?
 と、お話は続いて...戸惑う私。

結論を言いますね...
 老紳士のご厚意に甘え...包んでくださった2株を
 ありがたく、持ち帰り...すぐにご指導に従い
 南東の方角に植えました♪
 南天は縁起物で、南東の方角に植えると難を逃れると
 言われているのですよ...とのことで...
 そして...今年は初めて花がたくさん咲いて...
 美しい赤い実を見せてくれているのです♪
 私は毎回同じコースを歩いているのではないので
 老紳士とフェンス越しに朝のご挨拶をするのは
 月に数回くらいです。
 次回、お目にかかれる日には...
 たわわに実った美しい南天の実のご報告を...♪
 そう思っています。
 ご親切な方との出会いのお話でした...

昨夜、北東の空に登ってきたお月さま.。.:*・゜
 満月の67.0%のサイズだそうですよ。
 明日、5日には下弦の月となりますね。

二つ折りにしたパンケーキのよう.。.:*・゜












           



思いもよらないご親切から、我が家のささやかな庭に縁起物の南天が2株.。.:*・゜
それぞれの場所で美しく成長してくれています...そして、ありがたいことに、植えたことにお礼を言って頂けるのです...


 南天について:京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っているそうです。「難転」ですね。
  


 うっすらと雲が広がり...ペールブルーの青空が広がっています.。.:*・゜







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