Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

薔薇の園 * 2023 * Vol.25 * ボーラルズローズ * 京成バラ園 *

2023-11-06 | 薔薇の園



ボーラルズローズは、広大なバラ園の中のイングリッシュローズの丘の、あまり目立たない場所に咲いていました...
最初に目を惹かれたのは、「ブロッチ」と呼ばれる、蕊の周囲を取り囲む濃い色合いの斑紋です。
セミダブル咲きと呼ばれる、花びらの数が少な目な種類なので、蕊の周囲の部分が目立ちますからね。
赤みを帯びた濃い紫色のブロッチ...
花の中央に円形に現れる色の模様のことを園芸用語で「ブロッチ」と呼ぶそうで、薔薇だけではなく全ての花々に
使われている言葉です。
一番分かりやすい例として、パンジーの色彩のことが解説されていることが多いようですね。

゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2023 * 25 * ボーラルズローズ * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜





ボーラルズローズ
2013年以前 英国 James 作出
「2013年以前」作出という表現が気になりますが
 「2013年」と言い切っている資料もありました。
 ちょっとミステリアス...ですね...

盛りを過ぎて、くったりとしてきた花びらも
 完全に花殻状態になったものも...全て含めて
 撮影してみた1枚です。
 舞い散る寸前の花びらの色彩も、美しく見えました。
 開花に連れて変化していく花色が、よく分かります...


花びらの色彩の変化が...
 不思議な雰囲気を醸し出していました。
 誰も入って来ない奥まった場所だったせいも
 あるのかもしれませんね...
 ふと...心の中に...
 ピトレスク(pittoresque)という言葉が浮かび...
 絵のように美しい姿、絵画的...
 というような意味合いの言葉なのですが
 絵画の世界では、季節の合わない植物や果実や
 架空の植物を実在の植物と合わせて描く...
 そんな技法があり、そのことも、
 ピトレスク(pittoresque)と
 表現していたような...
 ぼんやり気味の頭の中を、昔聴いたお話がぐるりぐるり、
 ボーラルズローズの魔法にかかったような時間でした。 


まるで、仮置きしたようなネームプレート...
 イングリッシュローズの丘の中腹で出会った
 小さなミステリアススポットのようでした...







浦島太郎の童謡に登場する「絵にも描けない美しさ...」という言葉が、逆説的な意味合いで...
「ピトレスク(pittoresque)」なのかしら...? などと...意味不明なことを思う私です...

一昨夜も昨夜も...霧雨や小雨模様か曇り空...お月さまと会えない夜は、少しばかり寂しい夜です... 


 京成バラ園のサイトです


 






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