母親たちは肩を寄せ合い、マヤの方を指さしながら、ひそひそと何事か囁きあっているように見えた。
暗いままの車内で、田宮が楽しげに笑う。
「因果応報、って言葉。ねえ、先生なら知ってるよね? 悪いことをしたら、きっちり罰も受けなくちゃ」
「嫌よ、そんな……あっ!」
ドアを開けて飛びだそうとした一瞬、剥き出しの太ももに鋭い痛みが走った。
足を押さえて呻く。
手に、ぬるりとした液体が触れる . . . 本文を読む
はいどうも。
何をどう思ったのか知らないが、突然旦那が「来週、旅行いこう」と言い出した。
そりゃ、嬉しくないことはないが
なんだよ、突然。
思い当るのは、旦那の職場で、この土日に社員旅行的なものがあったから、
「これは嫁も旅行に連れて行ってやらねばならぬ」
とか思っちゃったとか?
謎。
まあね、いろいろ気分転換にもなるし、ちょうどいいや。
パーッと遊んできたいと思います。
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