音曲亭ぱつら

ジャズプレイヤー金子雄生の音曲話と与太郎的日常生活におけるその傾向と対策に関する一考察

有賀眞澄「うかみ」展

2012年09月30日 | 徒然
甲州街道をはさんで、東京オペラシティとは反対側

京王線初台駅の南口を出て、初台商盛会と書かれた、夕方の買い物で賑わうだろう通りを脇に入って

五叉路差し掛かると、その一角に 黒を基調にした木造の建物

Zaroff」は一階は、ふたり掛けにしてある小さなテーブル席が3つほどと いすが3つ並んだカウンター席だけの喫茶店です

店内にはたくさんの美術書がたくさんあって、オブジェなどもあちらこちらに。

こういった店は、雑然としてしまいがちだけど、とても清潔感があって感じがいい感じですな。

民家を改築したその店と2階のギャラリーをひとりで運営しているとマスターに案内されて2階へ。


有賀眞澄「うかみ」展

              

うかみ 【▼窺見/▽候/〈間諜〉】
その土地や相手方の情勢を知るための見張り。斥候。ものみ。
「近江京より倭京に至るまでに、処々に―を置けり/日本書紀(天武訓)」

紫を基調とした作品たちからは、なんか、とても大きな存在を感じました。

「ちゃんと見とるぞ」といわれてるような。。

俳人でもある有賀さんならではの 独特な世界。引き込まれます。



残念ながら、有賀さんにはお会い出来ませんでしたが

そこには、とてもいい時間のながれがありました。


有賀眞澄「うかみ」展は10月2日まで。



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