音曲亭ぱつら

ジャズプレイヤー金子雄生の音曲話と与太郎的日常生活におけるその傾向と対策に関する一考察

2013.8.24~27 「Poetry Boat in Kansai」+「ふたつの月」リポート その2

2013年08月30日 | ライブ/イベント報告
今回、イベントの前日早朝という前乗りは今までで初めてだ。

というのは今回のすべての会場は、コンサートホールやライブハウスのような PA機材が整っている場所ではなく
音を出すことを目的としていないスペースでの演奏が殆どだ、ということで
あらかじめ、少しでもどんな響きをするのか知っておきたかった、のと
あたしが仕事で夜行バスによる移動をするのが初めてだったので、体調管理をしたかったからだ。

ameen's ovenに到着し、ミシマさんの暮らしている部屋を占拠し、これから一週間立てこもることになるのだが
まず、楽器の確認、手入れと調整をしてから少しベッドで休むと、ミシマさんから朝食の知らせ。
一階のお店に降りていく。
この、ameen's ovenはただのベーカリーではなく、奥の大きなテーブルでカフェタイムも楽しめるし
「黒パン文庫」なる、あまり町のほん屋さんに並ばないリトルプレスの本や地方出版の本も扱っている。というオサレなスペースなのだ。
ここで、二日目のライブをすることになる。

パンの製造や、店で販売を中心に働いているスタッフさんを紹介してもらって、これからしばらくご厄介になる旨を伝え、土下座する。
みんな若いし、よく働く。なかでもお店にでているヒロタニさんと大野さん、男性スタッフの松本さんとは仲良くさせてもらった。
そして、中学生のときに、近所のパン屋さんでアルバイトをさせてもらっていたことを思い出す。時給500円くらいでね。マウスピースなんか買ったんだ。。
思い出しつつ、会話のなかで会場となる この店の響きを気にしてみる。。。

朝のご飯は「パンの盛り合わせ」に珈琲
普段、パンを殆ど食べないけれど、自然の恵みたっぷりだとわかるパンはとってもおいしい。
実は、おかわりしたいくらいだった。が、しょっぱなからそのずうずうしさは表にだせなんだ。
しかしこのパン、このツアーの、わたしのライフラインになるのであった。。


午後、近くを散歩したりしながら、明日からのライブ会場でのCD販売のPOPを作ったりと、なんだか夢中になって練習を忘れてしまうような事柄で明け暮れる。
しかたがない。練習もなにも、すべてやらねばならぬ。
夜、あいほんのPC環境を放棄して、明日のことを考えながら早寝する。


前置きが長過ぎた。。

8/24 朝
いよいよ「Poetry Boat in Kansai」丹波篠山編に向かって出発!
東京にいるときよりずっと早い時間に起きて、身体をほぐし、ウォームアップを十分にした。
お昼に今回のプロデューサー、新宿カフェ・ラヴァンデリアの佐藤由美子さんが到着。
ミシマさんのベンツ(軽自動車)で丹波篠山に向かう。
一行は、ミシマショウジ、佐藤由美子、ぱつら、そしてミシマさんのジョノカ(お連れのひと)のみやこさん(後にこのお方には大変お世話になることに)

途中、腹が減っては戦ができねえ、ということで
六甲の途中あたり(てきとー)でうどんを喰らう。



などして、立ちこめている雲を心配しながら一行は車を走らせる。
「なあに、あたしゃ晴れ男ですからね、雨など降りません。ええ。雨ってなんですか?ってな具合ですよ」とホザくぱつらを
「てやんでぇ、べらぼうめ」とみんなに車中で意味を教えた?江戸言葉で心中、毒づいていたに違いない。



つづく





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