行ってきました。夢に二度も見た、コンサート。
懸念していた腰の痛みもなくなりました(というより忘れてたのかも?)。
ヨーヨー・マと、ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の競演。
曲目は
◆シューマン チェロ協奏曲イ短調op.129(ヨーヨーマ&オーケストラ)
◆マーラー 交響曲第1番ニ長調 (オーケストラのみ)
◆アンコール
アタマン・サイグン(トルコ)作曲 1930年頃(ヨーヨーマ)
チェロ無伴奏
座席は最前列。
開始前にステージをみると、
4メートル先の目の前に、チェロのステージが設置されている。
「どーしよう。なんだか緊張してきちゃった」
という私に、ダンナは苦笑。
開始5分前の鐘が鳴る。
そして、本人がジンマンと笑みを浮かべながら登場。「うるっっ」目の前がかすむ。
そして、何度もCDでききこんだシューマンの調べが流れ出す。
4フレーズあたりで、涙がつーっと頬を伝わる。
初めてバッハの無伴奏をCDで聴いたときもなぜかわかりませんが涙がとまりませんでました。
感涙にむせぶって・・・まさにこういうことを言うんだろうか。
それから彼の演奏が終わるまでの35分間。
一瞬たりとも逃すまいと瞬きもせず見つめてました。
弓が引かれるたびに奏でられる音楽は、演奏曲というよりも、もはや「彼とチェロの奏でる歌」という感じ。聴く方の体全体にチェロの音色が響き、すうっとしみこんでくる。
やっぱり天から選ばれた「特別な人」なんだなあとしみじみ思う。
それと、今回驚いたのが、
彼の演奏中のパフォーマンス。
この曲は、チェロ独奏が3楽章全体をひっぱり、オーケストラがそれを受けて全体を高らかに歌い上げるもの。
チェロ独奏の後に一瞬の合間が何度かあるのだけど、その間、ヨーヨーは
指揮者ジンマンや第一バイオリン奏者、あるいはオーケストラ全体を、包むような微笑みで見渡すのです。まるで、発表会に自分の親を見つけてニッコリほほえむ子供みたいなあったかい素敵な笑顔で。自分だけが演奏に没頭するのでなく、常に演奏中も自分のパートナー達と会話しているみたいに。
そしてその微笑みのあとは、深く深呼吸して、チェロの演奏の世界に入っていく。
これって、究極を極めた人だからこそできることなんだろうな。
35分間はあっという間でした。
ジンマンのマーラー「巨人」も、牧歌的なフレーズを高らかに歌い上げて、素敵なものでした。バイオリン、ホルン、オーボエの響きが特に印象的でした。お腹の子はこっちの方が気に入っていたみたい。ずうっともぞもぞと動いていました。
言葉に言い尽くせないくらいすばらしいコンサートでした。
だけど、これで目標としてきた楽しみがひとつ終わってしまった。
また新たな楽しみを見つけなくては。
そうそう、秋に再来日という情報も。
今度はバッハ無伴奏だそうです。
いきたいけど、ちびっ子ふたり、しかも、ひとりが生後3ヶ月では無理だろうな。
子供達よ、クラシックコンサートにいけるくらいに早く大きくなれ~。
そして、いつか一緒にこの感激を分かち合えるといいな。
(あ、でも家族全員だと旅行に行けるお金が飛んでいく~)
今夜は、
ヨーヨー・マに
ジンマンに
オーケストラのメンバーに
そしてスポンサーになってくれたダンナに
お留守番を頑張ったあきとおばあちゃんに
みんなに・・・心から感謝です。
懸念していた腰の痛みもなくなりました(というより忘れてたのかも?)。
ヨーヨー・マと、ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の競演。
曲目は
◆シューマン チェロ協奏曲イ短調op.129(ヨーヨーマ&オーケストラ)
◆マーラー 交響曲第1番ニ長調 (オーケストラのみ)
◆アンコール
アタマン・サイグン(トルコ)作曲 1930年頃(ヨーヨーマ)
チェロ無伴奏
座席は最前列。
開始前にステージをみると、
4メートル先の目の前に、チェロのステージが設置されている。
「どーしよう。なんだか緊張してきちゃった」
という私に、ダンナは苦笑。
開始5分前の鐘が鳴る。
そして、本人がジンマンと笑みを浮かべながら登場。「うるっっ」目の前がかすむ。
そして、何度もCDでききこんだシューマンの調べが流れ出す。
4フレーズあたりで、涙がつーっと頬を伝わる。
初めてバッハの無伴奏をCDで聴いたときもなぜかわかりませんが涙がとまりませんでました。
感涙にむせぶって・・・まさにこういうことを言うんだろうか。
それから彼の演奏が終わるまでの35分間。
一瞬たりとも逃すまいと瞬きもせず見つめてました。
弓が引かれるたびに奏でられる音楽は、演奏曲というよりも、もはや「彼とチェロの奏でる歌」という感じ。聴く方の体全体にチェロの音色が響き、すうっとしみこんでくる。
やっぱり天から選ばれた「特別な人」なんだなあとしみじみ思う。
それと、今回驚いたのが、
彼の演奏中のパフォーマンス。
この曲は、チェロ独奏が3楽章全体をひっぱり、オーケストラがそれを受けて全体を高らかに歌い上げるもの。
チェロ独奏の後に一瞬の合間が何度かあるのだけど、その間、ヨーヨーは
指揮者ジンマンや第一バイオリン奏者、あるいはオーケストラ全体を、包むような微笑みで見渡すのです。まるで、発表会に自分の親を見つけてニッコリほほえむ子供みたいなあったかい素敵な笑顔で。自分だけが演奏に没頭するのでなく、常に演奏中も自分のパートナー達と会話しているみたいに。
そしてその微笑みのあとは、深く深呼吸して、チェロの演奏の世界に入っていく。
これって、究極を極めた人だからこそできることなんだろうな。
35分間はあっという間でした。
ジンマンのマーラー「巨人」も、牧歌的なフレーズを高らかに歌い上げて、素敵なものでした。バイオリン、ホルン、オーボエの響きが特に印象的でした。お腹の子はこっちの方が気に入っていたみたい。ずうっともぞもぞと動いていました。
言葉に言い尽くせないくらいすばらしいコンサートでした。
だけど、これで目標としてきた楽しみがひとつ終わってしまった。
また新たな楽しみを見つけなくては。
そうそう、秋に再来日という情報も。
今度はバッハ無伴奏だそうです。
いきたいけど、ちびっ子ふたり、しかも、ひとりが生後3ヶ月では無理だろうな。
子供達よ、クラシックコンサートにいけるくらいに早く大きくなれ~。
そして、いつか一緒にこの感激を分かち合えるといいな。
(あ、でも家族全員だと旅行に行けるお金が飛んでいく~)
今夜は、
ヨーヨー・マに
ジンマンに
オーケストラのメンバーに
そしてスポンサーになってくれたダンナに
お留守番を頑張ったあきとおばあちゃんに
みんなに・・・心から感謝です。
良かったですね。
今を去ること8年前、場所はフランスのナント、
W杯第2戦、相手はクロアチア。
入場してきたサッカー日本代表の選手を目にしたとき、僕もジーンとなりました。
ちょっと違うけど(笑)
「いよいよ始まるんだ」ってときの感動。
すごーくわかります。
当時は、クロアチアに惜敗したのだったかな。
だとしたら、今年はなんとか勝てると良いですね。
フレーフレーニッポン。
恵比寿さんの待ちに待った瞬間はもうすぐですね。
前列1列目って、すごいですね! 優しい旦那様ですね。
うちのお父さんも感動していました。
しいて言えば、オーケストラのアンコールがなかったのが
残念がってましたが。。。
コメントありがとうございます。
オーケストラのアンコールなかったのは、私もがっかり。スタンディング・オベーションにならなかったのがいかんかったのかな~なんて思ったりもしてました。
ヨーヨーマのアンコール曲は
初めて聴いたものでした。
とってもオリエンタルな香りがしました。
お父さんの頑張るブログが素敵なので、ブックマークさせていただきます~。ダンナも最近見たブログのなかで、すごくいい~と感心していました。
おとうさんにもヨロシクお伝えくださいネ。