時計泥棒

一度の人生。ゆったりまったり生きるのだ。

Happy X'mas from raining Galway

2011年12月24日 | 日記
たまに日本の天気予報を見るのですが…。
現在雪が降ってるようですね。寒そう。

ホワイトクリスマス

皆様楽しんでますか?
アイルランドは、雨が降っています。
買い物に行ったら、ずぶ濡れでした。

さて、そんなアイルランドもクリスマス。さすがカトリック教国というべきか、12月も半ばが過ぎると街はサンタ帽をかぶった人で溢れかえります。秋から閑散とした街は、活気を取り戻し、どこもかしこもイルミネーション。

そんなゴールウェイのクリスマスの様子をお届けしましょう。

まずは、クリスマス市。といっても、アイルランドのクリスマス市はそう大きくなく、こじんまり。
 

街の様子。ホテルも銀行もお店も家もぜーんぶクリスマス。
   

  

全身オレンジ。こんなサンタクロースも。(携帯電話会社のキャンペーン宣伝)。


ストリートパフォーマーもサンタクロース。このおじいさん、白ひげがとっても似合って、まるで本物のサンタさん。


楽団や子供の合唱団も大人たちもみんなでクリスマスをお祝い。
 



スーパーの肉売り場は、七面鳥売場と化す。


街中がお祭り騒ぎ。みんなとっても楽しそう。酔っ払いすぎて分けわかんなくなっちゃってる人がいるのはいつものこと。
アイルランドでは、25・26日とスーパーもお休み。小さい店やレストランは今日からお休みのところも。街は静まりかえるのだとか。

というわけで、今日中にと買い物も済ませ、これから友人宅でパーティーに行ってきます。ヨーロッパ勢はほとんど国に帰っちゃったので、日本人と韓国人+残ったスペイン人数名で。

I wish you a merry Christmas.
お気に入りのトナカイさん

Blarneyの旅

2011年12月09日 | 日記
昨日お約束しました通り、ブラーニーの写真をお届けしましょう。
今回は、街ではなくお城とお庭。自然の旅をお届けします!!疲れた目の癒やしには、一番かも?

1.お城

  

ブラーニー城。外と中の様子、また屋上から見える風景です。とにかく階段が狭いし急だし滑るし。「海外旅行は若いうちに」ってよく聞きますけど、「このことか!!」って思ってしまったくらい。でも、狭い窓からちらっと見える外の景色や、屋上からの景色は最高でした。


城の下には、洞窟もありまして。コウモリでも出るんじゃないかとびくびくしながら入ってきました。しゃがまないと進めない狭さ。わくわくしますね~。

そして、このお城には伝説があります。ブラーニー・ストーン。頂上部城壁にあるこの石に仰向けになってキスをすると雄弁になれるとか!!そりゃ試さない手はないですね。笑
というわけで、当然野次馬根性でやってきました。壁と床の間には隙間があって、落ちたら即死の状態。でも大丈夫、捕まるバーが設置されていて、係のおじさんがちゃんと支えてくれるのです。↓↓↓



2.森
  

  


観光地化された城の敷地は、広大なお散歩コースとなっています。
一枚目写真の狭いトンネルを抜けると(大きな入り口もあります)、そこはファンタジーの世界。
ウィッシングステップや魔女の台所、妖精の空地など名付けられたものがたくさん。ウィッシング・スッテップは、目を閉じたまま階段を上がりきり下りきったら願いが叶うというもの。挑戦してみようかと思ったのですが…5段で目が開きました。臆病者なんもので。ま、願いは自分で叶えろってことです。

最後の写真は、魔女の石の上にお賽銭みたいにお金がたくさん置かれていたので、ここは日本人らしくご縁(5円)置いてみました。持っててよかった。


その他ブラーニー敷地内
  
    
      
とにかくばかでかい敷地なので、一日がかりで回ってきました。残念ながらシーズンオフで入れなかったブラーニー・ハウス。紅葉で一面黄色に染まった森。そして、ポイズン・ガーデン。ほんものの毒草が植えられています。入り口には「触るな・臭いを嗅ぐな・食べるな」と書かれている。いかにも毒々しい植物も発見!!

そして、湖。運のいいことにちょうど晴れていたため、湖に周りの林や空が反射してとっても綺麗でした。その周りは林になっていて一周できます。その林でハート型の葉っぱを発見。可愛い。また曲がりくねった木の枝の間から遠くに見えるブラーニー・ハウス。怪しげですね。地味にお気に入りの写真です。

入場料は10ユーロと決して安くはないのですが、一日歩き回って自然や歴史が堪能できるこのブラーニー。プライスレス。
アイルランド周遊の際には、ぜひ。


おまけ

湖のほとりで遊ぶ家族の図。夕方のやわらかい日差しも相まって、あたたかかった。

Corkの旅でも癒やされる

2011年12月08日 | 日記
旅特集第2弾。
11月にはコークに行って参りました!!
コークはアイルランド南部に位置し、首都ダブリンに次ぐ第二の都市です。私の暮らすゴールウェイは小さい街だということがよーーーっくわかった今回の旅。

では、写真をご堪能ください。

1.コーク市街
   
     
      
一枚目は、絵はがきなんかにもよく使われる、コークの中心。この大きな銅像が目印です。二枚目・三枚目は、教会。コークは街だけじゃなく、教会もとにかくでかい。大聖堂並みの大きな教会が行く場所行く場所に建っている。
四枚目~六枚目。11月になると、今度はアイルランド中がクリスマスムード。どこもかしこも緑や赤やゴールドで飾り付けられ、夜はたくさんの光で幻想的な風景に。

2.コーク大学と散歩道
  
  

コークの大学。入り口(一枚目)とシンボル的な棟(二枚目)。歴史的建造物とおしゃれなモダン建築がうまい具合に融合していて素敵な大学でした。こんな大学に行きたかった!!
三枚目&四枚目。カラフルでおしゃれ!!アイルランドの建物好きです。決して豪華じゃないんだけど、可愛い。
五枚目。フィッツジェラルド公園の脇にある吊り橋。白い色が紅葉を迎えた色とりどりの景色に映えていた。


3.おもしろいもの発見

ギネスピール。超極小瓶。横のライターと変わらない大きさ。三つで2ユーロ。安いのか…?


プリクラならぬ…自画像機!!6つのの中から好きなタッチを選んで自分の顔を描いてもらえます。
面白ーい!!と盛り上がり値段も4ユーロと安かったのですが、故障中…。残念過ぎる!!


というわけで、コークの旅をお届けしました。残念だったのは、美術館やイングリッシュマーケットなどがことごとくしまっていたことですね。日曜日こそ、美術館は開館していてほしいものですが…。
では、次回コークからバスで30分、ブラーニーの旅をお届けします!

Sligoの旅で癒やされる

2011年12月07日 | 日記
12月ですね。

師走ですね。

皆様忙しくされていることでしょう。
お疲れ様でございます。
なので、このブログでちょこっと休憩しませんか。

今回は、前々から言っていたスライゴの度。遅くなりました。10月末に行ったので情報がちょっと古いですが。
写真とともにお届けいたします。

1.スライゴ修道院
  
13世紀(だったかな?)に建てられた修道院。とはいえ、現在は廃墟。中庭の土の下には、19世紀のじゃがいも大飢饉時に亡くなった何100という遺体が眠っているのだとか。中の廊下はホラー映画さながらの薄暗さ。


2.ハロウィン
    
      
10月末だったということで、街はハロウィン一ムード色。ハロウィンの生みの親アイルランドでは、街中で盛大にパーティーが開かれます。一枚目はその案内チラシ。国中のパブでベストドレッサー賞的な催しが行われ、夜の街には魔女やモンスター、アニメのキャラクターで溢れかえる!!
二枚目は、たまたま通りかかった小さな野菜店の脇に立っていた段ボール。しゃれてる!!
三~五枚目。メガネ店、ケーキ店、パブ、はたまた旅行店までがハロウィンムード一色のアイルランド。スライゴも例外ではなく。四枚目のケーキ。見た目はアーティスティックだけど…いかにも毒々しい。

こんな民家も…怖いって。



3.大聖堂
  
スライゴの大聖堂。アイルランドはカトリック国なので教会がたくさん。大聖堂も豪華絢爛、が基本。立派なパイプオルガンもあって素敵な大聖堂でした。


その脇の庭にあったセイヨウヒイラギ。クリスマスのオーナメントによく使われる植物ですね。


4.スライゴの風景
  
一つは美術館の入り口付近から見えるスライゴ中心街。奥にはスライゴのシンボル、ベンブルベン山が。フラットな山頂が印象的な不思議山。二つめはスライゴの夜。


こういう家、見るとわくわくします。


中心街にある銀行。アイルランドの銀行は、歴史的建造物が使われていることが多い。

  
遺跡に行く途中。不思議な植物が木の柵の上にくっついていたので、後ろに見えたベンブルベン山と仲良く激写。また、同じく遺跡に向かう途中にあった白馬とロバ。眼が優しくて可愛かった~。


5.アート
  
アイルランドには、ウォールアートがたくさん。いたずらと思われるものでさえ完成度が高い!!


どうですか?ちょっとは癒やされましたか?まだまだ不思議いっぱいのアイルランドの魅力を、またお届けしますね。
次回は、コーク編です。お楽しみに!!

余談

ああ京都だ。日本料理屋さんかな~。

いえいえ。両端に注目。「Chinese restaurant」
何ー?!!!

戦争を始めたのは…?

2011年11月25日 | 日記
今日でアイルランドへ来てちょうど4ヶ月です。

いやー。本当にいろいろな人に出会いました。

「はじめまして」
「また会おう」
何十人に言ったことか、数えきれないです。

特に学校に行っていたときは毎週月曜日に新しい学生が来て、金曜日には誰かがいなくなるの繰り返しでしたから。

私のfacebookの友人数は、気づけば60名。別にたくさんいるからすごいと言うわけでは全くないのですが、それでも4ヶ月前は4人だったことを考えると、それだけたくさんの人に出会ったということです。

そんなわけで、こちらで知り合った人との印象に残った場面や言葉など、ちょくちょく語っていこうかと思います。

今回は、スペイン人Aくん15歳

私がこちらへ来て1週目・2週目をとも学校でに過ごした男の子です。ずいぶん前だなあ。

最初の1週目クラスが同じでして。具体的なことは覚えてないのですが、それぞれの国のことについてペアで話すということを常日頃授業で行うわけですが。

ある日たまたま私とペアになった彼が言った一言。

「日本のことはよくわからないけど、戦争を始めた国でしょ?」

あえてお話すると、彼が日本が嫌いとか私が嫌いとか、そういうことではありません。話の流れからして、特に深い意味はないのだと言うことは間違いないでしょう。

でも、正直、そのときは予想外の言葉に驚いたものです。

たまたま授業の流れの中での一瞬のやりとりだったんですけど。未だにふとした瞬間に思い出します。

特に、いろいろな国の人と話していると時々戦争の話が出るのですが(世界大戦だけでなく、内戦等も含め)、その度にこの彼の台詞が頭の中によみがえります。

【戦争を始める】

この表現が私には滑稽に思えたのだと、最近になって思います。

戦争って誰かが始めるものなのでしょうか。

なんだか違う気がする。

でも、じゃあどうやって始まるのでしょうか。

難しい問題だな。