時計泥棒

一度の人生。ゆったりまったり生きるのだ。

Summer Time has come in Ireland

2012年04月02日 | 日記
大変お久しぶりです。
更新増やすと言って、増えていませんでした…。申し訳ございません。一月以上…。
忙しかったか、と言うと…精神的には忙しかった気がします。いろいろなことに一喜一憂した一ヶ月です。
とはいえ、更新をおろそかにしていいものではないです。すみません。

さて、そろそろ北海道にも春が訪れてきたでしょうか。4月です。
アイルランドでは、夏。
です。

はい。
基本アイルランドには夏と冬しかないようです。

あまり気候に差が出ないんですね。

昨日Salthillというゴールウェイ中心部から20分ほど歩いたビーチに行ってきたのですが、薬局の温度計が21℃になっていました。晴れている日は、汗ばむほどの暖かさです。が、日が沈むと急激に気温が下がります。服装に困るこの季節。

冬の間は9時間の日本との時差も、3月第3週の日曜日からは8時間になります。
そして、ここのところ、夜の8時でもまだ明るい。

こちらへ来てからというもの、2日以上雨が降らないということは一度もなかったのですが…先週は日曜日から木曜日まで曇ることもなくいい陽気が続いていたのでした。

友人と
「みんな、晴れるとバカの一つ覚えみたいに外に飛び出すよね」と言いながら、私たちもビーチの隅でアイスを食べていたのでした。笑。

いえ、馬鹿にしているわけではないのです。
アイルランドは、決して大きな国ではなく(一番の大都市ダブリンですら札幌より小さいかな、と)、勿論娯楽も少ないのです。都会好きの人は飽きてしまうようですが、でも、見方によっては、人間らしい生活をみんな送っているなあ、と日々感じます。

晴れれば、外へ出て日光浴をしながらアイスを食べたり外で食事をしたり。
仕事が終われば、友人とパブでお酒を酌み交わし。
誰かの誕生日となれば、年齢など関係なく盛大にパーティをしたり。
落ち込んでいる人がいれば、ハグをしてその悲しみを共有したり。

とってもシンプル。
まあ、郵便やインターネットや医療などのシステムが整っていないのでやきもきすることもたくさんあるのですが、でも時間の流れがゆったりしていて、みんな自分の感情に正直で、落ち着く国です。

と、いうわけで。話がそれましたが。

3月の写真とともに、まだ寒い北海道に春をお届けしましょう♪

   

あちこちで花が咲き乱れてとってもきれい。アイルランドは、3~6月がいい季節のようです。雲一つない日には、川で釣りをしているおじさんの姿も。

<<余談>>

ゴールウェイで一番有名とも言えるパブ、Kings Head。いっつも旗が二つ立ててあって、イベント等によって変わることもあるのですが、3月11日は、一日だけ日本の国旗になっていました。そして、アイリッシュやスパニッシュなど新たに人に会う度に、地震のことを聞かれる。それだけ世界に大きな衝撃を与えたのだな、と思います。大陸の反対側でも日本への励ましの声をたくさんいただきます。ありがたい。