時計泥棒

一度の人生。ゆったりまったり生きるのだ。

恋しいアイツ

2010年06月29日 | 日記
暑いっすね!!

毎日。

暑いっすね!!

この時期、こんなに北海道の気温が上がるのは、異例のことだと思うんですよ。
おかげで、毛虫が広葉樹の葉っぱを食い尽くしている、この現状、どう思います?

この間なんて、公演で本を読んでいた私の足にポトリ。びっくりしてもう片方の足で蹴ったら、思いの外かなり跳んでった。どこ行ったんだろ。すごいジャンプ力ですね~、あいつら。

しかも、その後違う場所で読んでる時には、なんだか気配がしたので顔を上げたら、目の前にでかいのがぶら下がってた・・・。

文字通り、飛び上がりました。おかげでちょっと涼しくなりました(?)笑

そんな暑い夏には、ガリガリ君ですよねぇ。ソーダ味をがぶり。

・・・できないこの悲しさ。二年間、我慢してきました。

私の小さな夢。

矯正がとれたら、ガリガリ君に思い切りかじりつくのです。

袖振り合うも他生の縁

2010年06月01日 | 日記
公演が終わりました。

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

役者・スタッフのみなさん、お疲れ様でした。

受付を頑張った自分にも、お疲れ。

みんなの力でつかみ取った満席でした。

座れなかった方たちには、申し訳なかったのですが、それでも見てくださったこと、本当にありがたい。

なんだか、祭りの後のような、ほっとしたようなさみしいような複雑な心境ですが。

みなさんが書いて下さったアンケートを見ていると、命の大切さを感じたという感想がちらほら。

そこで思い出したことがあります。

みなさん、「いただきます」の意味を知っていますか?私が一番偉大な日本語だと思う、言葉です。多分、いただきますに該当する外国語なんてないんじゃないかと思うんです。少なくとも、今まで私が触れた5言語にはないです。せいぜい、食べる前に神に祈るくらい。敬う相手が違うのだ。

といっても、私がこの言葉の正しい意味を知ったのは、結構最近なのですが。

ずっと作った人に対する労いの言葉だと思ってましたから。まあ、悪い解釈ではないと思いますが。

小学一年生の時、給食を食べる前に「お父さん・お母さん・給食のおばさん、いただきます」と毎回みんなで言っていたので、ずっと勘違いしていた。正しくは、「ご馳走様」がその役割だったんですよね。

ところが、この意味を知らない人は意外や意外に多いらしい。

学校に通う子供に、「給食費を払ってるんだから言わなくていい」なんて言っちゃう親がいるという話を聞いたことがあります。

そんな人には、ぜひとも「ブンナ~」を見てほしいですよね。公演は終わっちゃいましたけど・・。

自分が生きるのにどれだけの命が犠牲になっていることか。ということを知ったら、そんなセリフは出ないのでは?と思いますね。

でも、仮に間違った意味で給食のおじさん・おばさんたちに言ったっていいと思うんですよね。自分のためにご飯を作ってくれる人に、敬意を表することの何がいけないのかしら。私は、言ってたし。笑。

江戸しぐさなんて言葉がありますが、本来の日本人は、赤の他人にもちょっとの心遣い・感謝の気持ちを忘れない民族なはずなんですよ。

デフレなんて大したことじゃないと感じる、今日この頃。

懐より 心が淋しい 日本人

「ブンナよ、木からおりてこい」

は現代人にとって、とても重要なテーマだと思います。

なにはともあれ、公演が成功してよかった。

あれだけの人が同じ場所で同じ時間を共有できる。素晴らしいことだと思うんですよ。

世界65億の人たち。1秒に一人と出会ったとして、100年かけても全員とは出会えないそうです。

だから、一つの出会いは、奇跡なのだと。

高校生の時に、どこからかそういうメールが回ってきたことがありました。当時は生意気で全然何も気にとめませんでしたが、今は少しわかる気がします。

一揆に入って、たくさんの人がいて初めて自分も生きるんだと気付いたから。お客さん一人ひとり・団員一人ひとり。縁あって出会えたのだと。あの空間が、宝石箱のように輝いて見えたのでした。

多謝 
Than you
Gracias
Merci
Danke
ありがとう

そんな気持ちでいっぱいです。

で、「いただきます」の意味は何かって?知らない人は、調べましょう。