時計泥棒

一度の人生。ゆったりまったり生きるのだ。

戦争を始めたのは…?

2011年11月25日 | 日記
今日でアイルランドへ来てちょうど4ヶ月です。

いやー。本当にいろいろな人に出会いました。

「はじめまして」
「また会おう」
何十人に言ったことか、数えきれないです。

特に学校に行っていたときは毎週月曜日に新しい学生が来て、金曜日には誰かがいなくなるの繰り返しでしたから。

私のfacebookの友人数は、気づけば60名。別にたくさんいるからすごいと言うわけでは全くないのですが、それでも4ヶ月前は4人だったことを考えると、それだけたくさんの人に出会ったということです。

そんなわけで、こちらで知り合った人との印象に残った場面や言葉など、ちょくちょく語っていこうかと思います。

今回は、スペイン人Aくん15歳

私がこちらへ来て1週目・2週目をとも学校でに過ごした男の子です。ずいぶん前だなあ。

最初の1週目クラスが同じでして。具体的なことは覚えてないのですが、それぞれの国のことについてペアで話すということを常日頃授業で行うわけですが。

ある日たまたま私とペアになった彼が言った一言。

「日本のことはよくわからないけど、戦争を始めた国でしょ?」

あえてお話すると、彼が日本が嫌いとか私が嫌いとか、そういうことではありません。話の流れからして、特に深い意味はないのだと言うことは間違いないでしょう。

でも、正直、そのときは予想外の言葉に驚いたものです。

たまたま授業の流れの中での一瞬のやりとりだったんですけど。未だにふとした瞬間に思い出します。

特に、いろいろな国の人と話していると時々戦争の話が出るのですが(世界大戦だけでなく、内戦等も含め)、その度にこの彼の台詞が頭の中によみがえります。

【戦争を始める】

この表現が私には滑稽に思えたのだと、最近になって思います。

戦争って誰かが始めるものなのでしょうか。

なんだか違う気がする。

でも、じゃあどうやって始まるのでしょうか。

難しい問題だな。