大井川鐵道①

今回の旅の行程

自腹で行く旅行なので、どうしても安く行こうと考えてしまう。テツとしては全工程鉄道で行きたいのだが、正直新幹線や在来線でも東海道本線などは、私にとっては魅力の薄い線なので、「絶対にＪＲに乗って行きたい！」という程の事もないのだ。

で今回は、静岡までは（ＪＲだと高いので）、高速バスを使うことにした。

インターネットで色々安い企画切符などを探していたところ、
『　【するが路連絡乗車券】（１日間有効）　２，８５０円
　「東京～新清水（高速バス）」と「新清水駅～新静岡駅（静岡鉄道）」の乗車券がセットになったおトクなきっぷです。
ご乗車の１ヶ月１日前の午前１０時よりＪＲバス（東京駅・新宿駅）窓口、新静岡バスセンターの窓口で発売します。　』
という、凄い切符を見つけてしまった。

もちろん企画乗車券なので、いつまで存在しているかどうかは全く見当もつかないが、少なくとも今回の旅の時点では存在していた、夢の様な切符だ。
　どう夢なのか？というのも、実はその先の静岡までのバスの正規の運賃も２，８５０円なのだ。もちろん、一般の（というかテツではない）人にとっては、静岡までのバスの方が便利だし早いと考えるだろう。
が、テツとしては、手前の清水（厳密には静岡鉄道の新清水駅前）で降ろしてくれて、そこから静岡（厳密には新静岡駅）までの電車の運賃を付けてくれて同じ運賃なのだから、お得としか言い様が無いではないか。しかも、ＪＲでは無く、静岡鉄道なんだから。
今回のメインはもちろん大井川鉄道なのだが、その前座で、静テツに乗れるんですよ！これを『夢の様な』と思うわけです。

それに加えて今回の旅行は、いつもみたいに切符と宿の手配を自分でするのでは無く、全て大井川鉄道主宰の企画ツアーでまかなう事が出来た。
何と、鉄道線『金谷～奥泉』、更にバス路線の『千頭駅～寸又峡温泉』が２日間乗り降り自由のフリーパス（ここがミソ、行って戻る事が出来るのですよ！）、そして寸又峡温泉の旅館の宿泊券（８つの旅館から選ぶ事が出来る）が付いて、な、な、なんと９，９８０円という超破格ツアーでした。
ちなみに、オプションとして、５６０円でＳＬ急行券，１，０００円で奥泉～井川の２日間有効のフリーパスを追加する事が出来るのだが、どちらも今回の目的だったので、もちろん追加した。
正直、奥泉～井川は、普通に往復しても余裕で１，０００円以上かかるので、超破格の価格設定だろう。但し、このフリーパスはこのツアー参加者しか購入できない。