ぺるちえ覚書

兎追いしかの山… 懐かしい古里の思い出や家族のこと、日々の感想を、和文と仏文で綴ります。

ひとこと日記から

2023-04-16 17:24:00 | 日記/覚え書き

202176

50年も曲がって育ってしまった木は、いまさら真っ直ぐに直ることはできません。曲がって育ってしまったのは、生えた場所がいびつに歪んでいたからかも知れませんし、成長する間に嵐や落雷、事故や人為で折り曲げられてしまったのかも知れません。いずれにせよ、曲がって出来上がってしまった今の姿を素直に受け入れて、その形で最善の「味のある木」となるしかありません。ふと、足元を見れば小さな木の芽がたくさん芽吹いています。未来のために、それらが真っ直ぐな若木と育ち、林となり、森となっていくように、大地を整え守っていくことは、曲がって育ってしまった木々にもできるかも知れません。礎となる大地を整えるためには、謙虚に歴史を学ぶことが大切だと感じます。歴史を学ぶことは「過去を引き摺ること」ではありません。曲がってしまったのを「誰かのせい」にするのは意味のないことだから。でも謙虚に真心で歴史を学べば、より良い未来への方向が照らし出されて来ると思うのです。いまある自分をありがたく受け入れて、明るい未来を目指して、一歩一歩大切に、楽しく進んで生きます。全てのご縁に感謝です今日も ありがとう御座います。


ひとこと日記から

2023-04-15 11:58:00 | 日記/覚え書き

2018.12.29.

今朝、どんな人生だっていいじゃないか。とリンゴの皮を剥きながら思った。人生80年、がんばったって100年足らず。星の一生とくらべても瞬きにだってなりゃしない。どんな人生だっていいじゃないか。 

昔の覚者は真理とは「なにも生まれず なにも死せず なにも変わりなどしない」と言ったそうだけど。蝶の見ている夢でもいいじゃないか。今この人生という一瞬のドラマを、今ここに存在しているという奇跡を満喫しよう。生きているということが感動的なのだ。どんな人生だってかまいやしないよ。

生きろ、生きろ、生きろ。

そしてここでの最後の瞬間に、兎も角(色々あったけど)よかった、と思えたら最高だね。