みなさんこんにちは
暑い夏真っ盛りですが、こよみの上では残暑な季節に
なりました。
そろそろカブトムシの恋の季節です
オスとメスのペアがいたら卵を産むかもしれないよ
卵から幼虫が大きくなるまでお世話をしながら様子を
観察してみよう今回はカブトムシ産卵編です
飼育道具
まずはプラケース
繁殖には広さが必要だよ。
国産カブトムシ1ペアで最低でもプラケース中を準備しよう
コバエシャッター付きだとコバエが入りずらくて安心
カブトマット
広葉落葉樹の腐葉土で幼虫が育つのに必要な栄養素が
配合されています。
メスが卵を生む場所にもなります。
オスとメス成虫が生活するのに必要なもの
落ち葉・樹皮・高エネルギーゼリー:
成虫の育て方は基本編をみてね
産卵セットの準備をしよう
プラケースにカブトマットを入れよう
メスはもぐって卵を産むよ。
プラケースの8分目ぐらいになるようにマットを入れよう。
最低でも10センチ以上になるようにして、そこのほうは
押し付けて固めにしておこう
カブトマットに保湿をしよう
カブトムシは湿ったところに住んでいるので、
湿度を保てるように水でマットを湿らせよう。
霧吹きなどを使って少しずつ水を加えながら全体を
手でよく混ぜて湿らせます。
湿らせる目安:手でマットをさわって手にマットが
残らないくらい。水の入れすぎに注意
湿らせすぎてしまったら新聞紙などにマットを広げて
乾かして調整します。
成虫のために落ち葉や樹皮などをレイアウトしよう
マットの保湿をキープし、コバエの進入を防ぐ為に
コバエディフェンスシートなどをふたの間に挟んでおこう。
用意が出来たらペアでカブトムシをいれて
直射日光のあたらない静かなところに置いておこう。
オスもメスも体力を使います。
忘れずに高エネルギーゼリーを入れてあげよう
2、3日一緒に入れたら(交尾が確認できたら)
メスを産卵セットに残してオスを別のケースに移動させます。
オスは交尾の回数が多すぎると早く弱ってしまいます。
いよいよ産卵です。
メスはもぐって卵を産みます。
直射日光の当たらない風通しの良い所にセットを置いて
静かに見守ってあげよう。
メスは産卵のために体力を使います。
忘れずに高エネルギーゼリーを入れてあげよう
交配してから1ヶ月程したらメスを産卵セットから移動します。
卵が産み付けられた産卵セットは定期的に乾かないように
保湿をしてそのまま、直射日光の当たらない風通しの良い場所に
置いておきます。
卵や卵から孵ったばかりの幼虫は触ると死んでしまいます。
卵から孵った幼虫はカブトマットを食べて育っていきますので、
生まれてから1ヶ月ぐらいたって幼虫の頭の色が茶色くなるまで
移動しないようにしよう。
お願い
カブトムシの成虫は一年で寿命をまっとうします。
卵をとってから寿命を迎えるまで見守ってお世話をしてください。
昆虫を野外に放さないで下さい。
国産・外産にかかわらず、野外に放すことは日本の昆虫の生態系をくずすことになり、近年大きな問題になっています。
また、繁殖(卵を産ませる)も個人でお世話が出来る範囲で行ってください。
こちらでご紹介した国産カブトムシも個体差はありますが、1匹から30個から50個卵を産む可能性があります。卵や幼虫も野外に放つことは出来ません。
お友達とシェアしてカブトムシライフを楽しもうカブカブ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
↓↓↓ペットランド店舗の昆虫入店情報はこちら↓↓
http://www.petlandjpn.co.jp/cgi-bin/list3/index.cgi
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★