みなさんこんにちは

楽しかった夏休み
の間、育ててきたカブトムシ・クワガタの成虫達も
お別れの季節になりました。
一部のクワガタの成虫たちは越冬することが出来ますが、
越冬を前に死んでしまうことがあるかもしれません。
最後までがんばってくれた虫たちをこれからも観察できるように
標本にしてみよう
今回は死んでしまったクワガタの標本の作り方です。
※ カブトムシの標本は途中までは同じですが、
体が大きくて作成のコツが違うので、死んでしまったら
今はビニールに入れて冷凍庫で保管しておこう。

準備するもの
・ 死んでしまった昆虫(関節が固くなっていない)
・ 虫ピン
・ 発泡スチロールの板(2、3センチ以上厚い物)
・ ペンと定規(発泡スチロールに線を引く用)
・ ティッシュ
・ 使い古しの歯ブラシ
やってみよう
1.発泡スチロールに水平に線を引こう。
2.古い歯ブラシで昆虫の掃除をしよう。
細かい汚れやダニを払うようにていねいにブラッシング
胴体のつぎ目やお腹側も残さず、全身キレイに
つやつやになりました
注意点
死んでから時間が経ってくると、昆虫の関節が固くなって
しまいます。固くなっている時はお湯にしばらく漬けて、
柔らかくなってから形を作ります。(熱湯不可)
死んでしまったけど、すぐに作成出来ない場合は、
ビニールに入れて冷凍庫に入れておきましょう。
冷凍後からの作り方
担当スタッフ
の指導の下、標本作りに初チャレンジ
冷凍庫に昆虫を入れておくとこんな感じになってます。
カチカチで関節も動きません。
冷凍庫に入れた昆虫は湯せんで解凍しました。
約100度のお湯にプラケースを浮かべて
10分程して触ってみたら、ゆるくなっていました。
※ お湯に入れるときは50度以下のお湯に漬けて、
その温度を保ったまま、最低でも10分毎には
触ってみて関節が動きやすくなったらお湯から上げます。
熱湯に入れるとバラバラになってしまうので注意
関節がゆるくなったら、歯ブラシで掃除をしてから、
発泡スチロールの台に乗せます。
その時、昆虫の体のしたに小さく折りたたんだティッシュを
はさんでおくと立体的に作りやすくなります。
台の線に水平に昆虫をのせて、虫ピンを形を整えるように
刺していきます。昆虫のからだの中央に近い所から
さし始めるとやりやすいよ。

写真を撮り忘れてしまったので、友情出演
触覚は90度になるように、体と足は動くとさしにくいので
まわりをピンで仮留めしてあるよ。
水平の線にあわせて左右対称になるように留めるよ。
足は太いところの先から細い爪のところまで台に
つくように留めると生きてる時と同じように見えるよ。
留め終わったら、作った日にちと昆虫の名前を書いて
乾燥
させよう。
乾燥するときは、虫が寄ってくることがあるので、
ディフェンスシートを挟んだプラケースに入れるといいよ。
外側にもメモを貼ってわかるようにしておこう。
風通しの良い日陰に置いてじっくり乾かすよ。
クワガタは2ヶ月程乾かすよ。
それまで動かさないようにしよう
足の着き方やアゴの開き具合をかっこよく見えるように
観察しながら工夫してみよう
ついつい時間忘れて夢中でやっちゃう標本つくりにチャレンジしてみよう
クワクワ
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