映画鑑賞「僕と妻の１７７８の物語」から思う

写真は未来への贈り物　　「写真好きみんな仲間」
デザインフォトムービー　フォトプロデュース（Photo Produce）の お茶目な今井です

今年２回目の映画鑑賞
この日　いつもの映画館へインターネットを通じて座席予約しての鑑賞です

今回は「僕と妻の１７７８の物語」
草　剛と竹内結子の出演・・・
　　　　

　　　　

”余命１年の妻に　僕は何ができるだろう？”・・・の文字から始まる物語

きっと泣かされるであろう・・という思いにいとも簡単に引きずり込まれてしまった

草　剛も　役になりきっている
竹内結子は可愛い・・・（好みの女優さんなので・・笑）

私にはお茶目に見える草も　子供心をもった純粋な気持ちと
そのままに生活していく姿が　時としていとおしく　羨ましささえ感じてしまう・・・

妻である竹内結子は　夫の草の好きな作品を書かしてやりたいという気持ちと
治療費の為に　好まないテーマの小説を書こうとする気持ち・・・

双方の気持ちがありありと表現されている

お互いに相手を思いやれる夫婦はどんなにか幸せであろうし
ここまで純粋に思い続けられる夫婦が如何ほどあろうか？？？

ところが我家はその内の１件で～す（ほほ笑み）

私は幸せ者・・・

高校生の時　首から下が不随になりそうな事故をおこし　

２４歳で腸閉塞になり九死に一生を得る
腸閉塞は１日過ぎれば死が近づく　
私は入院中にもかかわらず　４日目にして病状が解った時
医者から”手遅れ・・かも”の診断がでていた

さらに
昨年の正月にはボルボを廃車にする事故を起こしたが・・・
それでもまだ　生かされている・・・・

そんな私は　昨年６月に５６歳で兄弟で経営する会社を自主退社をした・・・
妻も家族も誰も　反対しなかった・・・

結婚後数年した３０代のころ　５５歳退職を希望としていた
正月の事故がもとで　リハリビに８カ月費やす・・・
その間　退職後の生活と自分のしたかったことを　
妻や３人の子供達に語り続けていた

その結果の退職・・・
今は　将来あるべき姿を目指し
１２月から土日が休める会社に転職しながら
空いた曜日を目標達成のためのスキルアップに費やす日々

５０代半ばから新たな内容の仕事をすることは　覚えなくてはならないことばかり
正直　苦労が多い
だが　いまでないと　それも覚えることができなくなる・・
という思いを強く抱いたのも事実・・・・


そんな思いが　映画鑑賞中にこみあげてくる

周りの鑑賞者は　中年の夫婦・若い男女・親子の家族連れと様々だが
鼻をすすり鳴らす音は　女性のものでは無いようだ・・・

この映画は架空の夫婦愛や家族愛を描こうとしたものではなく
実話をもとにしたもの
妻の為に　一心不乱に短編小説を書き下ろす姿は
この夫婦の周りにいる人たちからも無言の支えとなっていく

なんてすばらしい映画　こんな実話が本当にあったなんて
信じられないほど・・・
私のブログもまだ連日更新４７７日程　１７７８日に追いつく・・というのには
余りにもおこがましいことである

相手のことを双方が叶えてあげたいと思える社会
そんな　隣人愛があれば
利権に渦巻く今の日本　
そして日本を取り巻く国際情勢のいざこざもあろうはずも無いのだが・・・・